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ふざけたあとのシリアスは難しい ページ39

夢主視点





頭が痛い。脳が破裂しそう。


久々の感覚。

あぁ、これから私は操られるんだ。


空海 「どうだ?痛てぇか?痛てぇだろ?お前は俺の妹だ。お兄ちゃんの言うことは絶対。分かるだろ?」



A『おにい……様……の言うこと…絶対。』


そうだ。私は言うことを聞かなければいけない。


A『お兄様。次の命令は。』



空海 「ククッ…… そこにいる真選組の土方十四郎。沖田総悟を殺せ。」


…真選組。土方十四郎。沖田総悟……殺す。


A『分かりました。』


私は刀に手をかける。

絶対殺してやる。お兄様のためだ。

私は2人を攻撃し始めた。



(数分後)


戦闘が始まって数分後。

2つ。何かがおかしいと気づいた。

初めてこの2人と戦うはずなのに。今までにもどこかで剣を交えたような感じがする。

そして、敵なはずなのに。私よりも強いはずなのに。 自分を守るだけで一向に私を攻撃してこない。


A 『……何故私を攻撃してこない。お前達は私より強いはずだ。』



土方 「なんでだか教えてやろうか。それはな」


総悟&土方 「「お前が大切な仲間だからだよ」」


……仲間……?


A『仲間……だと?ふざけるな。私に仲間だと言って近付いてきてくれる人など。お兄様しかいない』


総悟 「自分の服装見てみろ。俺らと同じ服きてんじゃねぇか。それは俺らが仲間であるって言う印でィ」


服……? 何故?何故こいつらと同じ服を着ている?


頭が痛い。

また破裂しそうな痛みが脳を襲う。


土方 「お前は真選組一番隊副隊長。月影Aだ。大切な。大切な俺らの仲間だ。」

……涙がこぼれる。


総悟…… 土方さん……

そうだ。私は…… クソ兄貴のとこじゃなくて。真選組に帰らないと


A『土方さんッ!!総悟ッ!!』

私は2人の方に走り、総悟に飛びつく

総悟は私をキャッチしてくれて、土方さんは私の頭を撫でてる

A『ごめんなさい……』


総悟 「おい土方。Aに触んじゃねぇや。つーかA。お前鼻水俺の隊服付けんなよ。まぁ、お前が戻ってよかった……」





グサッ





私の腹に激痛がはしる。


A『カホッ……』


総悟&土方 「「?!」」


腹を見ると、空海のカマが突き刺さってドバドバと血が出ている






空海 「なぁにハッピーエンドにしてんだ…… 許さねぇ…」









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定期テストのため更新遅れます!!

仲直り→←ラスボスはお前ではない



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作者名:霊丸 | 作成日時:2019年12月11日 16時

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