第8話 ページ9
あんずside
※あんずちゃんキャラ崩壊注意
「ねぇねぇほっけー！5円チョコ買っていい？めっちゃキラキラしてるー！！」
「5円チョコか。確かおばあちゃんが……」
「これアニメのコラボお菓子だ！買っちゃおうかなぁ……」
A「そういえばゼリー飲料のストックがなかったような…」
「皆、私たち調理実習の買い出しに来てるんだよ？」
私以外の4人は自由すぎてる
これは私がしっかりしないと！
「とりあえず野菜コーナーに…」
「あ！このお菓子懐かしい！！」
「こんな金平糖もあるのか」
「これも懐かしくない？」
「ちょっと……！あれ？Aちゃんは？」
そういえば居ない
さっきまでゼリー飲料眺めてたのに
A「ねぇあんずさん」
「居た！どうしたの？」
A「これ買えばもう解決しない？」
「え？」
これカップラーメン？！
調理実習でお湯沸かして3分待つだけで料理が完成する班って笑われる…！
「いいから戻してきて！！これじゃホントの3分クッキングだよ！」
「見てみてあんずーこれいい出汁が取れそうじゃない？」
明星くんが持ってきたのは……伊勢海老！？！！？
予算オーバーだよ！伊勢海老だけで！！
「戻してきて！」
「え？でも目とか可愛いよ？」
「でも値段が可愛くないからダメ！戻してきて！」
「ちぇー」
もうあの2人に賭けるしかない！
「ねぇあんずちゃん。テレビでコーヒーを隠し味に入れるって聞いたからこれとかどう？」
遊木くんはコーヒーかぁ
うんうん最初の2つに比べれば全然いい！
「確かによく聞く……ちょちょちょっと待って！！」
「え？」
「「え？」じゃなくて！何でコーヒー牛乳！？」
アウトーーー！！！
何で「当然だよね？」っていう顔してコーヒー牛乳持ってくるの！？
「コーヒーって好き嫌い分かれるだろうしこれなら皆好きかなーって」
「遊木くんはカレーにコーヒー牛乳入れるの？！」
「…………入れないね」
「うん戻してこようね」
納得した遊木くんはコーヒー牛乳を返しに行った
「あんず、これなんてどうだ？」
そう言って氷鷹くんが持ってきたのは……
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作者名：みくる | 作成日時：2023年7月13日 1時
