第6話 ページ7
A「あ、このミートボール美味しい…！」
「当たり前でしょ？俺が作ったんだから」
先輩が作ってくれたお弁当すっごく美味しい
なんていうか優しい味がする
「あと……さ、昨日はごめん……」
A「え？あぁ、あれは完全に私が悪いですよ。私が勝手に昔を思い出して泣いただけなのに先輩が悪者みたいになっちゃって……」
「昨日アンタが帰ったあとKnightsのメンバーに総攻撃食らっちゃってさ……」
「瀬名先輩は一体何を考えているんですか！？ladyを泣かせたのですよ？！」
「ねぇセッちゃん。何で追いかけないの？あの子可哀想ー」
「泉ちゃん！女の子を泣かせたのに追いかけようともしないなんて……」
「お前女の子泣かせたのに追いかけもしないってそれは無いだろ」
「他の3人なら分かるけどレオくんにまであぁ言われたからさぁ…」
A「そうなんですね…」
まさか私が帰ったあと先輩が総攻撃を食らっていたとは
ますます申し訳ない……！！
A「昨日のことは本当に気にしないでください。えーと……」
あ！？思い出した
A「あの、とんでもないことを思い出したんですけど私自己紹介もしてなければ先輩の名前も知らないです」
「はぁ？俺の事知らない訳？俺は瀬名泉。知っての通りKnightsのメンバーね」
A「私は宇佐美Aです。私達のユニットのことは知ってますよね？」
「まぁねぇ…ていうか個性的すぎでしょ。ファッションデザイナーが居たりイラストレーターが居たり……」
A「まぁ…そうなりますよね。……あ！もう授業始まりそうですね」
「俺のとこはHRだけど…てかアンタのとこもでしょぉ？調理実習の話、朝先生が話したはずなんだけど…2年と3年は調理実習があるって…」
A「お恥ずかしながら朝のHRは大抵寝てまして……」
大体寝るのが遅いから朝のHRは寝ている
最初は注意してた先生も諦めて黙認している
あ、椚先生を除いてね
A「調理実習かぁ…」
宇佐美A大ピンチかもです
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作者名：みくる | 作成日時：2023年7月13日 1時
