第17話 ページ18
今日はKnightsとTricksterの合同練習に強制的に連れてこられました
A「すみませんどうして私がここに？」
「親の仕事を見るのも大事だしねぇ」
「そうそう！Aには俺たち親の背中を見て欲しいしな」
A「普通1日経ったらその関係元に戻るんじゃないんですか？」
「えっと…ごめんなさい。理解ができないんだけど」
「待って宇佐美の親？くまくんと衣更が？」
「そう。ホントは朔間Aにしようって提案してみたんだけど…」
「俺も衣更Aにしようぜって提案してみたんだけどな…」
A「だーかーらー！私は宇佐美でいいですって！」
実はガーデンテラスで昼食を食べている時に「苗字を変えよう！」とまた狂ったことを言い出してきた2人
猛抗議し、苗字変更は無くなった
でもまだ諦めてなかったのぉ……
「じゃあこの中の誰の苗字がいいの？」
「はいはーい！明星って名前はめっちゃキラキラしてまーす！」
「え！？プレゼンするの！？えぇっと…ゆ、遊木って名前は…………うっきーって呼んでもらえるよ！！」
その特典いる？
うっきーってなんか猿みたいだし
あ、本人に悪いか
「氷鷹を選んだら俺のおばあちゃんと同じ苗字になれるぞ」
「それはそんな得にもならない気が……そういえば前から思ってたけどAちゃんの名前には泉ちゃんの苗字が合う気がするの！」
「瀬名A……ホントだ！ナルの言う通りしっくりくる！あぁインスピレーションが降りてきた！！」
「はぁ！？な、何言ってんの？！」
A「でも私は朱桜くんの苗字がいいかなーって……桜って苗字に入ってるの可愛くないですか？」
「俺の苗字よりかさくんの苗字がいいんだ……へー」
……もしかして地雷踏んじゃった？
先輩の顔が露骨に不機嫌に……
「ねぇねぇやっぱり泉ちゃんの片思いかしら？」
「ぽいよねぇ…多分セッちゃん自分の気持ちすら気づいてないよ」
ん？凛月くんと鳴上くん何コソコソ話してるんだろう？
「はい！Aちゃんには私の苗字が似合うということでレッスン始めましょう！」
「あーあんず！いいとこだったのに！」
あんずさんが話を終わらせレッスンが始まった
けれど私はこの時気づけなかった
私のことを複雑そうな顔でジッと見ている瀬名先輩に
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 165人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：みくる | 作成日時：2023年7月13日 1時
