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……すると。
「お持ち帰り？どういう事ですか？」
『うぉっっ！？！？』
やば、変な声出た。
突然聞こえた真後ろからの声に、ギョッとしながら振り返る。
『ほ、鬼灯様…、』
そこには少しも息を乱していなく、いつもの顔をしている鬼灯様。
『え、あ、いや…』
「何ですか？」
ち、近い…
そしてこれは多分逃げきれない…
鬼灯様、足速いもん…
何なら今度逃げたらその手に持ってる金棒を容赦なく投げつけられそうだ。
どうにか話を逸らして…
「何ですか？言いなさい」
『…いや、別に……な、何も…？』
「言わないならもう二度と口聞かな…」
『言います！！言いますからぁ！！』
逸らせず、完全に敗北した私は全てを話した。
「ほーう…ついにストーカーを、」
『すみませんでした』
素直に頭を下げて謝る。
ついにストーカーと言われた事については触れないでおこう。…って言ってもまあその通りなんだけどね。
「…で、どうして一言話すたびに後ろへ下がって行ったのですか」
『え、いや、それは、その…』
「……」
『……………鬼灯様のいつもの匂いじゃないのがちょっと嫌で……あ、あれですよ！？もちろん柔軟剤を変えたとかそういうのなら全然良いんです！スンスンします！でも明らかに女性の香水の匂いだったから…！』
「……」
『……』
鬼灯様はいつもの無表情で、私を数秒ジッとみていた。かと思えば眉を下げて「はぁ」と息を吐く。
『ほ、鬼灯様…？もしかして怒って…、』
「別に怒っていませんよ。………バカと言われたのはちょっとイラッとしましたが」
『それはごめんなさい』
私が謝れば「別にもういいです」と言うと、いつもみたく淡々と言葉を並べていく。
「まず私は昨日ああいう店のチェックに行っていたのです。ちゃんとやっているのか、規則は守っていて違反していないか、ちょっとグレーの部分はありましたが…そして昨日はそこにたまたま牛頭さんがいて……牛頭さんって知ってますよね？」
『…はい』
「なぜか酔っていた牛頭さんが私の事を離してくれず、まあ朝そのままここへ来た事はあっていますが。決してあなたの思う様な事はありませんでした」
鬼灯様がわざわざ嘘を言う人じゃない事は知っているから、ものすごく納得して。
ほっとした。
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みぃーこ - 凄く、よかったです！鬼灯が裏では夢ちゃんの事愛してた、、！ヤンデレ出たらもう最高、、（性癖ですごめんなさい、、 (11月9日 16時) (
レス) @page27 id: d99dd44019 (このIDを非表示/違反報告)
マジ - マジでとっってもキュンキュンです！ (9月27日 22時) (レス) @page27 id: 2ded5cc478 (このIDを非表示/違反報告)
夕 - とても面白かったです‼️ (8月9日 2時) (レス) @page27 id: 2cd608cf26 (このIDを非表示/違反報告)
tenp_555(プロフ) - 心臓が危ない……書いてくれてありがとうございます！ (7月16日 10時) (レス) id: 8d249629d3 (このIDを非表示/違反報告)
Nami - 夢主が薬で白澤さん好きになって鬼灯さんを威嚇したとき、鬼灯さん内心焦ってたりとかしてたりして…？☺️ (7月9日 19時) (レス) id: 7f8b02d024 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まあり
| 作成日時：2020年11月6日 21時
