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そして翌日。
『え…あ…』
ど、どうしよう。
目を開けて数秒で状況を把握。
目の前には大好きな人。
私を包むのは優しい温度。
私の手に握られていたのはその人のクシャクシャになった服。
そして昨日の後半の記憶はない。
だけど思い出せるのはあれはカシオレだった事。
私の脳みそ優秀。
それできっと、酔った私は鬼灯様を離さず
鬼灯様は仕方なくここ。
私の布団へ一緒に。
……前に一度お酒を飲んでしまった時も同じだったんだよね。
だから今回も多分…
「……相変わらず気持ちの悪い顔を、」
『おはようございます!鬼灯様!』
「……ああ、おはようございます」
気持ち悪い顔をしてるなんて自覚済みなので特に何も思わず、私は寝起きの鬼灯様の胸板に額を擦り付ける。
「……」
『ふふ、今日も大好きです。鬼灯様』
「……あぁ、はい」
『……え、』
「…何ですか」
『いっ…いえ!?』
ふぁっ…!?
返事…!!
返事してくれた!?
はいって…!
「何をそんなに驚いて…」
『いえ!何でもないです!」
私は寝起きで気怠げな鬼灯様に笑顔を向けて、もう一度鬼灯様に抱き着いた。
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みぃーこ - 凄く、よかったです!鬼灯が裏では夢ちゃんの事愛してた、、!ヤンデレ出たらもう最高、、(性癖ですごめんなさい、、 (11月9日 16時) (レス) @page27 id: d99dd44019 (このIDを非表示/違反報告)
マジ - マジでとっってもキュンキュンです! (9月27日 22時) (レス) @page27 id: 2ded5cc478 (このIDを非表示/違反報告)
夕 - とても面白かったです‼️ (8月9日 2時) (レス) @page27 id: 2cd608cf26 (このIDを非表示/違反報告)
tenp_555(プロフ) - 心臓が危ない……書いてくれてありがとうございます! (7月16日 10時) (レス) id: 8d249629d3 (このIDを非表示/違反報告)
Nami - 夢主が薬で白澤さん好きになって鬼灯さんを威嚇したとき、鬼灯さん内心焦ってたりとかしてたりして…?☺️ (7月9日 19時) (レス) id: 7f8b02d024 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:まあり | 作成日時:2020年11月6日 21時