Episode.23 ページ25
『はぁ……お腹空いたぁ……』
世一に支えられながらタッチパネルの前についた。
｢そういえば、俺たちのご飯はランキング制だったけど…Aのはどんなのが出て来るんだろう……｣
『た、確かに……私ちゃんと仕事こなしてないから、白ご飯だけ！！とかないよね！？！？』
世一の発言によってAに不安が募ってしまったが、意を決してタッチパネルに触れると、スマホがピコンっと通知を鳴らす。
『な……何これ……！！！！』
｢うわっ！すげっ……！！｣
通知をタップすると、色んなメニューがざっと20種類ほど写真付きで載ってある。
どうやら、毎日好きなメニューを選んで食べられるようだ。
『うわーっ！！なにこれ最高なのッ！？！？絵心さん神様〜！！！！』
ついつい空腹を忘れてはしゃいでしまう。
な、何だこの神システムはっ…！！やっぱり絵心さんは馬鹿じゃないですすみませんでしたぁーっ！！と心の中でスライディング土下座を決めた。
｢良かったな。A！｣
『世一…これで死なずに済むよォ……！』
まるで自分のことかのように微笑んで喜んでくれる世一にきゅんですっ！！！((
あ、そーだっ！！
『そー言えば……世一の好きな食べ物ってなに！？』
凛は確か……お茶漬けだったよね！！意外だったから覚えてるけど、世一の好きな食べ物ってなんだろ……
｢俺？きんつばかな……｣
うーん、と顎に手を当てながら答える世一。
『世一って、甘いもの好きだったのか……！！』
私と同じだー！っていうか、きんつば好きってなんかちょっと可愛いな……()
｢うん、割と甘いもの好きで結構食べる……って、A？｣
『えーっと、きんつば、きんつばっと……』
スマホをスクロールして調べると、デザートの欄にきんつばがあることに気がついたので、ハンバーグのボタンを押すついでに、ポチッとボタンを押す。
『んへへ、きんつば私初めて食べるかもっ！世一にも分けたげるからねー！！』
｢えっ、いいのか…！？あ、ありがとう…｣
ニコッと満面の笑みを見せると、世一は照れくさそうに頬を指でかきながらそっぽを向いた。
『もちろんっ！！あ、ハンバーグきたーっ！！』
久しぶりのご飯〜っ！！と私はルンルン気分でお盆を持ち、スキップをしながら席に向かう。
｢ちょ、A……！！危な……｣
世一がそう言いかけた瞬間、私のハンバーグは宙を舞った。
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黒糖さまでーす - 良い (2023年3月29日 18時) (
レス) @page18 id: b07dd8e215 (このIDを非表示/違反報告)
もなか(プロフ) - りんごさん» コメントありがとうございます(；；)めっちゃモチベになりました…！これからも頑張りますので宜しくお願いします(*´˘`*) (2023年1月4日 2時) (レス) id: 708c48853c (このIDを非表示/違反報告)
もなか(プロフ) - りおさん» りおちゃんありがとうございます- ̗̀ ෆ( ˶'ᵕ'˶)ෆ ̖́-どんどん湧いてくるのでガンガン文字に起こしていきます……！！！もっと色んなキャラと会わせたいんですけどねっ！！ (2023年1月4日 2時) (レス) id: 708c48853c (このIDを非表示/違反報告)
りんご(プロフ) - 私このお話すごく好きです！めっちゃ応援してるので頑張って下さい！！ (2023年1月4日 1時) (レス) @page25 id: 6e1da832f0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：もなか | 作成日時：2022年12月24日 11時
