1.予感。 ページ2
***
A「ふんふん〜♪」
ややスキップ気味に歩いていると、大きくてきらびやかな建物が見えてきた。
今日からあたしは、夢ノ咲学院のプロデューサーだ。
A「お、あれが夢ノ咲学院…？…ずいぶんと大きいねぇ？」
入り口の目の前に立つと、さらに学院の大きさがわかる。
少し緊張した拳を、胸元にもっていく。
A「…大丈夫、あたしはアリス。」
迷っても、大丈夫。
“きっと夢から覚められるから。„
願かけをし、気合いを入れる。
受付を済ませ、校内に入ろうとしたその時だった。
？？「…ねぇ。貴方さ、こんなところに入ってきていいと思ってんの？」
A「…およよ？」
ドスの効いた、可愛い声が聞こえてきた。
校舎裏からだった。
かけ足で校舎裏を覗きこむ。
校舎裏では、夢ノ咲学院の制服の可愛い女の子と、
怯えた普通科の制服の子が向かい合って立っていた。
夢ノ咲学院の女の子を凝視する。
女子「いや、入ろうとなんてっ…。」
？？「ずっとジロジロみてたじゃん、なに嘘ついてんの？男目当てでしょ？」
ドカッという音がすると同時に、女の子が崩れ落ちる。
それを楽しそうに殴って蹴る彼女。
わぁ、こんなベタな場所でよくやるね〜？
A「ふふふっ…なぁに？あれ。」
吹き出しそうになり、慌てて口を抑える。
彼女達から湧き出る、黒い感情。
あぁ、これだから人生は面白いの。
ほら、もっと見せて？
貴方達の醜い、嫉妬や憎しみを。
？？「貴方みたいなブス、アイドルたちに相手になんてされないんだから。」
吐き捨てるように彼女は女の子に背中を向けると、こちらへ向かって歩いてきた。
A(……！？)
急いで木の後ろへ隠れる。
女の子は、あたしに気づかずに校舎へと入っていった。
残っている普通科の女の子の方へかけ寄る。
別に、その子のことはどうでもよかったけど、普通科で味方も必要かなと思ったから。
A「…ちょっ……大丈夫…！？」
女の子に手を貸して、立ち上がらせた。
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honna(プロフ) - usamaruabc10さん» ありがとうございます！すっごく嬉しいです(;_;) (2018年9月23日 20時) (
レス) id: 073d13c2e9 (このIDを非表示/違反報告)
honna(プロフ) - はるみるさん» そんな、嬉しいことを…！ありがとうございます(/_;)/~~ (2018年9月23日 20時) (レス) id: 073d13c2e9 (このIDを非表示/違反報告)
usamaruabc10(プロフ) - めっちゃ好みな感じです！続き楽しみにしてます！ (2018年8月12日 17時) (レス) id: e0067304d8 (このIDを非表示/違反報告)
はるみる(プロフ) - 夢主ちゃんめっちゃ好き！大好きです！お身体に気を付けて、更新楽しみにしております(*´∀`)♪ (2018年8月11日 1時) (レス) id: 6ad3a79401 (このIDを非表示/違反報告)
honna(プロフ) - 琥珀さん» その言葉だけでいくらでも頑張れます(/_;)/~~ありがとうございます！ (2018年8月7日 8時) (レス) id: 073d13c2e9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：honna@hqy | 作成日時：2017年7月22日 20時
