おまけすんちょる3

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気持ちが憂鬱になっているとき

学校や仕事で辛い日々を送っているとき





誰もが 幸せになる方法 とか 幸せとは って
インターネットに答えを求めたりすると思う


でも実際は、どこにも求めてた答えはなくて
自分がどんな答えを求めてるのかすら曖昧になる。








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｢ お久しぶりです、Aさん ｣


｢ お久しぶりです… ｣





話があるとサランさんから連絡を受けた

内容はスンチョルの事だと言うのは予想がつく






｢ 急に連絡しちゃってごめんなさい ｣


｢ いえ... ｣


｢ 後、この前邪魔しちゃったことも... ｣







いつもと違う雰囲気の彼女に

これから何の話をされるのかと緊張感に包まれる







｢ 私、あなたが嫌いです ｣


｢ …はい｣


｢ オッパを苦しめるあなたが、大嫌いです ｣






言葉はきついものなのに、この子の表情は
怒っているというより悲しい表情の方が当てはまる


感情は読み取れても、話の内容は理解出来なくて
私の何がスンチョルを苦しめているのだろうか。






｢ でも、Aさんが羨ましいです ｣


｢ 羨ましい、？｣


｢ 初めてです。望んだものが手に入らないのは｣


｢ … ｣


｢ 人の心がお金で買えたらいいのに｣





確かに、人の心がお金で買えたらどれだけ楽だろう

自分の思い通りに相手の心を動かして
自由自在に操れちゃうの。



ロボットのように







｢ いつになったら私だけを見てくれるんだろうって
毎日そればっかり考えてて疲れちゃいました。｣


｢ サランさん、｣


｢ 何でこんな話あなたにしてるんだろ、
本当は意地悪なこと言おうと思ってたのに…｣


｢ あっ、ちょっと待って！｣






いきなり帰ろうとするのを呼び止める

何と声をかければいいのかわからないけど
この子はこれから幾らでも可能性がある。




私のことを 羨ましい と言った彼女

人から羨ましいと思われる人生なんか送ってない。




スンチョルと出会ってからのエピソードを知れば
羨ましい なんて言葉、冗談でも出てこないよ。









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