実戦!! ページ5
.小南side
そんなこんなで、永峰彗は玉狛第一、もとい木崎隊の隊員になった。
普通にいい子そうだし、別にあたしはいいけど。
林藤「じゃ、とりあえず実戦してみるか?」
小南「実戦??」
烏丸「なるほど、連携の確認ですか。」
林藤「そういうこと。」
連携ね…あたしたちって、自由に動く感じだから、スナイパーは難しいと思うけど。
レイジ「基本、小南が暴れて俺たちがフォローっていう感じだ。」
彗「なるほど。小南さんが近距離、烏丸さんと木崎さんが中距離ですね。場合によってはお2人も近距離、と。」
小南「あんた、あたしたちに合わせられるの?」
彗「まずは様子見ですかね…。でも、皆さんには当てませんよ。」
そう言って彗は笑った。何か、企むような笑みで。
────────
NOside
木崎レイジ、烏丸京介、小南桐絵、永峰彗らは本部の訓練室に来ていた。
迅「相手は太刀川隊と冬島隊、風間隊。A級トップに揃ってもらった。好きに暴れていいよ。」
太刀川「あーー!!!お前!!!なんでそこにいんだよ!!」
A級1位太刀川隊隊長、太刀川慶が叫ぶ。
出水「うっっっっっわ!!!はあ〜こりゃ負け戦っすねぇ。」
次いで、A級1位太刀川隊隊員の出水公平が叫ぶ。
風間「なんだ、知り合いか?」
太刀川「知り合いも何も、俺が狙ってたやつだわ!!!!はぁー?なんで玉狛???」
機嫌を損ねた太刀川が彗に絡む。
彗「わーさわらないでくださーい。おもいでーす。」
一方、彗は目を逸らして太刀川を拒否する。
烏丸「すみません、太刀川さん。彗はもう玉狛なんで、離してもらっていいですか。」
彗「烏丸さん…!!あなたが神か!」
太刀川「京介!!」
烏丸が太刀川から彗を引き離す。
彗「ほんっとーに助かりました…あの人、生身で脳天ぶち抜いて黙らせますかね…。」
小南「やめなさい、普通に犯罪よ。」
彗「あの人生命力ゴキ〇リじゃないんですか?」
レイジ「違うな。」
迅「おーい、そろそろ始めるよ。」
雑談をしているところに、迅が声をかける。
彗「じゃ、私は基本前に出ませんので。そこんところよろしくお願いします。」
小南「任せなさい!!」
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作者名:ばってん | 作成日時:2021年3月4日 18時