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危険予知 ページ15
「で？その池田屋に行けばいいのか？」
近藤「嗚呼。歳と俺の組でわけるから、お前は好きな方に付け。」
「――それじゃ、局長の方で。」
そう言うとAは立ち上がった。
「どうにも土方は好きになれそうにない。」
土方「好かれなくても結構だ。だが、士気を乱すようなことをしたらタタじゃおかねぇからな。」
「――ッフン。」
千鶴「ちょ、白夜さん！」
土方「ほっておけ雪村。」
千鶴「でも……。」
Aはそのまま自室に戻ると、羽織を着ると額に鉢巻を巻いた。
そして刀掛けにかかっている三日月を手にとった。
そして刀身を見、三日月型の厄除けを指でスッとなぞる。
Aは何かを察すると、三日月と神霧を取って腰に差した。
暫くすると山南の声がした。
山南「白夜くん、出陣ですよ。」
「……はいよ。」
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作者名：衣咲 | 作成日時：2015年10月5日 7時
