性別 ページ13
土方「どういうことだ?」
平助「それに、白夜のやつ こうも言ったんだ。
――藤堂。あなたは私のこと、人間に見えますか?ってな。」
沖田「もしかしてー、あの子、本当に人間じゃないのかもよ?」
永倉「総司、そんなこと言うもんじゃ……」
沖田「わからないよ?今日、刀を交えてわかった。
あの子、今日の稽古で殆ど手を抜いていた。」
永倉「何!?」
沖田「それに、これもさっきわかったんだけどさ。
あの子、女の子だよ。」
「「「!!!!????」」」
土方「は!?お、女っ?」
千鶴「私と同じ、女の子……ですか!?」
永倉「それは本当なのか!?」
沖田「僕が嘘をついてどうすんのさ。」
近藤「そうか……彼女だったのか。これからは対応を叶えなければな。
――なら、雪村くん。白夜くんの世話をしてやってくれ――」
「その必要はない。」
斎藤「…白夜か。」
襖を開けると、そこにはAの姿があった。
「自分のことは自分でできる。そいつに頼らずともな。
部屋さえ与えてくれれば、あとは全て自分でできる。あまり関わらないで欲しい。」
近藤「もし分けないが、今日は組全体で任務があるんだ。
白夜、出てくれるよな。」
「――聞いていなかったぞ。」
近藤「悪いな。お前だけ、言うタイミングがなかったんだよ。
そうだ。雪村くん。白夜くんに羽織を渡してやってくれないか?」
千鶴「は、はい!」
千鶴は盆を置いて、廊下に出てきた。
千鶴「こっちです。」
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作者名:衣咲 | 作成日時:2015年10月5日 7時