君/お前のことなんて……【カノキド】

☆第1話☆〜happening!〜 ページ2

それは、その一言で始まった。

A「つぼみちゃんを探せゲームしましょう！！」


全−A「………………………は？」

＊＊＊ ＊＊＊ ＊＊＊ ＊＊＊
〜ルール〜
・キド以外のメンバーは10秒目隠しをする。
・その間、キドは能力で隠れる、離れる、動き回るなどする。
・10秒たって、キドを一番に見つける(もしくは触れて能力をとく)した人が勝ち！

A「じゃっ、いきますよ〜〜、キドさーん！準備いいですかぁ〜〜？」

キド「ああ、大丈夫だ。」

A「よ〜〜い…………スタートっ！！」

＿＿10秒後＿＿

全「……………………(うろうろ)」

………端から見たら不信な手つきで動き回る集団状態である。

コノハ「………うーー、見つからない……」

エネ『よっし！なら、ケータイの赤外線機能で………………』

A「(ピー！)エネちゃん、ついでにコノハさん反則です！失格ーーー！」

コ/エ「『えぇ〜〜〜〜〜！？』」

アヤノ「Aちゃん、そんなルール聞いてないよー？」

A「今決めました☆」

シンタロー「そんなんアリかよ……………」

A「だって、すぐ見つかったら面白くないじゃん！…………んじゃ、失格したお二人はソファーに座っててくださーい！！」

貴音「(←体に戻った)ちぇっ、いい考えだと思ったんだけどな〜〜」

遥「まぁ、仕方ないね。座って待ってよう。」

セト「それにしても見つからないっスねぇ〜」

シンタロー「激ムズすぎんだろ…………キドの方も動き回っているんだし。」

アヤノ「Aちゃんは一度言い出すとやり遂げるまで付き合わせるから、とにかく頑張って探そう？」

＿＿＿そのころのキド＿＿＿

キド(ふふふ…………皆見つけられてないな……)

案外、このゲームを楽しんでいた。

うろうろと動き回るメンバーを上手く避けつつ、その様子をクスクスと笑いながら眺めている。

キド(シンタローなんて、涙目じゃないか………Aにしては、面白い遊びを思いついたな。)

次はどこに行こうかとキョロキョロする。

カノ「…………………………(ジッ)」

そうしていると、カノと目が合った。

キド(…………！？)

しばらく見つめても、カノはキドのいる位置をとらえたままだ。

キド(しまった！気付かれたかっ！！)

キドはカノに背を向けて移動する。

カノ「…………みーっけ♪」

同時に、カノはキドの後を追った。


……文字数の問題で次いきます！

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