ほっとらて【短編集】

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『 お仕置だね 』

「 え、っ、ちょっ、るぅとくん 」


そう言って彼は私をお姫様抱っこして寝室に連れていく

そのままベットの上に私を落とし、馬乗りになった







1枚1枚剥ぎ取られるように脱がされ顕になった体に、彼はキスを落としていく



「 …いたっ、 」


たまに、甘噛みしてきて

沢山沢山、私は僕のものだと言わんばかりに私の体に印を残した







『 …、悪いのは誰？ 』

「 、私… 」


興奮しているのか、怒っているのか、どんな気分なのかは分からない

きらりと光その眼光は確かに私を映していて、私しか見えてないのがよくわかる




カチャカチャとベルトを外し、彼のモノが私をさらに強く魅了した




「 あっ、…ｯ、…くるし…苦しいよ、るぅとくん 」


彼の腰の動きが早くなると同時に、彼は私の首を両手で掴む




どんどんと両手の力は強くなってきて、呼吸がしずらい






『 、苦しい？どう？どう？ 』


るぅとくんは凄く楽しそうだった

暗がりに薄目で見た彼の表情は確かに笑っていた





彼が手の力を緩めて初めて息が吸える




『 その表情可愛すぎる… 』


彼はそう言って、私の顔を愛おしそうに撫でた











「 ねぇ、るぅとくん… 」


全てを終え、ベットの上でただ天井を仰ぐ私と、着替えている彼




『 ん？どうしたの？ 』

「 ごめんね 」

『 大丈夫。僕怒ってないし、
それに仕事ならしょうがないこともあるでしょ？ 』



そう言って彼は爽やかに笑う


先程の狂気は微塵も感じられない







『 じゃあ僕明日も早いし帰るから
おやすみ。僕のお姫様 』


最後に、私の額にもうひとつキスを落としてから彼は帰っていった







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身体中に付けられた彼の印を眺める




「 また絆創膏買わなきゃな… 」


どうやって隠そうか、とかどんな服でなら隠せるかとか…そんなことはどうでも良くて









「 ……はぁ、幸せ 」



こんな言葉が漏れてしまうほどに、私は彼のことが好きなんだ







彼の嫉妬深さは愛の証だから


だから、わざとあの変態おじさんに近づいたしブレスレットなんか付けちゃって…





これも全部るぅとくんのため


私は貴方のことが本当に何よりも大好きで愛おしいんだから





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狂い狂わせ【黄】−fin.


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大丈夫？大丈夫でした？

[追記]
納得行かなすぎて題名変更！初のパターンΣ(|||▽||| )

冗談やって【橙】→←狂い狂わせ【黄】**

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