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スコーピウスとAは窓辺に立って外を見ている。


「アルバス、きっとショック受けてる」

ス「だって、そりゃそうだ_______好きな人がとんでもない裏切りものなんて」

「そうよね」

ス「僕だって君がもし_______考えたくないけど、デルフィーみたいだったら_______悲しいよ」

「私もそうだよ」


Aは物思いにふけるようにスコーピウスを見つめる。


スコーピウスはAを黙って見つめ、なにかに気づく。


ス「彼女だ、あいつだ、「あの人」を見つけた」


ハー「みんな持ち場について、いいわね、無闇に飛び出さないこと、チャンスは1度きりよ」


全員が急いで位置に着く。


スコーピウスとAも位置について隠れる。


お互いの手をギュッと繋ぐ。


ハリーは再び教会に入り、数歩進んで後ろを振り向く。



ハ「俺様の跡を付けるのは魔女か、魔法使いか、どっちにしろ後悔することになるぞ」


ハリーが演技を初め、Aはドアの後ろからそれを見守る。


ヴォルデモートになったハリーを見ると息が詰まる。


自分でもこんな思いをしてるのにジニーは一体どんな思いをしているのだろうと考える。


ス「A大丈夫か?」


コソコソとスコーピウスが小さな声でAを心配する。


「大丈夫、もう怖気付いてなんていられない」


スコーピウスはAに身を寄せて二人は再びハリーを見守る。



デ「私はあなたの娘です」

ハ「おまえが娘なら、おまえは俺様を知っているはず」


デルフィーは縋るようにヴォルデモートになったハリーを見ている。


デ「私は未来から来たものです_______私はヴォルデモート卿とベラトリックス・レストレンジの娘」


Aは注意深くデルフィーを見る。



「ベラトリックスの娘?」


ス「待てよ、父さんの従妹になってしまう」


Aは自分に立てられていた噂を思い出し、まさか本当にベラトリックスに娘がいたとは思わなかった。


スコーピウスもスコーピウスで混乱している。


デルフィーは血縁的にドラコの従妹に当たることになる。


ベラトリックスはドラコの母、ナルシッサの姉だ。


ス「あれ?え?僕、デルフィーと血が繋がってる?」


Aはスコーピウスを抱きしめる。


「スコーピウス、考えないで。何もかも関係ない」


Aはそう言い切り、ハリーとデルフィーから目を伏せた。

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ななや(プロフ) - メープルさん» ありがとうございます!アルバスとの恋は試行錯誤中なので少ししたらアルスコから初めてみます! (2022年10月20日 20時) (レス) id: 1c4dcb9b3d (このIDを非表示/違反報告)
メープル - 完結おめでとうございます!大好きな作品です!素敵な作品ありがとうございました!アルスコもアルバスと恋するのも気になります〜! (2022年10月20日 18時) (レス) id: 3d47e5a306 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ななや | 作成日時:2022年10月16日 12時

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