【鬼滅の刃】ねぇ待って違うそうじゃない。【我妻善逸】【竈門炭治郎】

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「.....た、炭治郎....」

放課後の教室、炭治郎に捕まりました。助けてください。

「Aに言いたいことがあって....!!」

「.....」

あれでしょ、誰にも言うなって言いたいんでしょ、分かってるから早く帰らせてほしい。

「俺と善逸の事なんだが.....その、Aは誤解してるんだ」

「.....誤解?」

何を言い出すんだ。

今更そういう関係を否定するのか?

「お、俺は善逸のことが友達として好きだし、恋仲でもなんでもないんだ!!」

「.....は????」

頭が真っ白になった。

「え?だ、だって押し倒して...」

「あ、あれは違うんだ!!!」

「うるさっ」

「す、すまない」

どういうこと...??

「あ、あれは教室でじゃれあってて....そ、それで偶然俺が転んであの体制になってしまって....」

「ほんとに...?」

もし本当なら、私は何もわかっていなかった事になるだろう。

「.....本当だ。信じてくれ、お願いだから...」

「....」

そういえば炭治郎は、嘘がつけないで有名だ。

嘘をつくときはどうしようもなく変顔になってしまい、嘘が恐ろしいほど下手くそなのだ。

「....わかった。信じるよ」

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