最恐な男に守られて。2【五条悟】【狗巻棘】

感情 ページ10

狗巻side

しばらく見て回ったり、みんなにお菓子のお土産を買ったりして夕飯前には帰ろうと高専までのバスに乗った。

「ふぁ〜今日早起きしたから眠たくなってきた…」

狗巻「早起き？そんなに楽しみだったの？」

「楽しみですよそりゃぁ〜！好きな人とデートなんて私したこと無かったし…………スー…」

狗巻「寝ちゃった…」

まぁ後30分くらいだし。寝かせよ。

「へへっ…クレープ…」

狗巻「ふふっ。肩でもお貸ししますよ。」

−高専in寮−

「ごめんなさい……。帰りのバス私がっっつり寝ちゃいましたぁぁぁあ」

狗巻「いいよいいよ(笑)」

「帰るまでがデートですよ…それなのに寝ちゃうなんて…(´∵`)ｼｭﾝ」

狗巻「いいの。ほんとに。可愛い寝顔見れたから。
……可愛い寝顔みてたら思わずキスしたくなっちゃったよ……((ｺｿｯ))」

「なっ/////!!!」

狗巻「してないよ(笑)ちゃんと起きてる時にする」

「なっ、いきなりそんな宣言されてもびっくりするじゃ…」

あぁ、今だと思ったんだ。
僕の呪言を使って動きを止めれたら簡単な話。
だけど、そんな事しなくてもいい関係だし何よりそんな可愛い真っ赤な顔しながら見つめてくる方が悪い…



────────── ちゅっ


「わわわっ/////！」

狗巻「可愛い。もっかい」

「んっ」


僕は寮の入口の前で初めてキスをした。
展開が早いかなって思ったけど、したくなった。
僕にこんな感情あるなんて僕が驚いてる。


あー大好き

．

Tシャツ→←．

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す