＜シモン編＞復讐者にトリップ！三人そろって復讐者特攻部隊！…てか名前変えてホント！【２】 (ページ17)

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29，バタフライエフェクト・異ページ17

「どう、だった・・・・・・?」

振り絞るように声を出す。

ツナがそのことを知ったのは、獄寺からの電話によってであった。

───曰く(いわく)、野球部の部室が血の海となっており、

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そして、山本と連絡がとれないと。

信じたくはない。きっと、たまたま携帯電話の電池が切れてしまっただとか、マナーモードだとか。そうだと思いたい。

けれど、現実はどこまでも非情である。

「DNA鑑定の結果がでた。・・・・・・あれは山本のものだった」

「「「「「ｯ─────‼」」」」」

声になっていない悲鳴が虚空に響く。

堪えんばかりの怒りで歯を強く噛み締める。

あるいは、ショックのあまり声を失った。

彼らの祈りが神に届くことはなかった。

「間違い、ないんスか? リボーンさんｯ」

「・・・・・・ああ。まぎれもねぇ、確固たる事実だ」

「そんな・・・・・・」

「うそ、だ。そんなことって・・・・・・!」

「ちくしょう───やった奴は許さねえ‼」

獄寺は顔を歪ませ怒りのまま叫んだ。

口では憎まれ口を叩こうとも、なんだかんだで山本とは付き合いが長い。

ツナのことを友として見ていないといことでは決してない。だが、それでも敬愛というフェルターが存在してしまってる。

だから、獄寺が最初に心を開いたのはツナであるが───

喧嘩して、ぶつかり合って、認めあって、笑って。
そんな対等な友人は、山本が初めてであった。

大切な友、仲間に手を出されて黙っていることなどできるわけがない。

だが───

「気持ちはわかる。だが一端落ち着け」

「なっ、ですがリボーンさん‼ オレは───」

「───山本は死んでなんかいねえ」

「「「「「えっ・・・・・・!!?」」」」」

だが、それは彼だけに当てはまることではない。

「オレも現場に行ってみたんだ。正直言って血の量は致死レベルだった。それこそ、攻撃された箇所によって誤差はあるだろうが、即死してたっておかしくねえ」

その言葉で今度こそ心に亀裂が入った。ツナはそう思った。

だが違う。まだ心を折るには早い。

自身の家庭教師(かてきょー)は言ったのだ、生きていると。

信じるのだ。

家庭教師(かてきょー)を、山本(親友)を！！

「だが、ほかにもおかしな箇所がいくつかあった。ただの憶測だが───可能性は確かにある」

きっと神様には届かずとも、彼らには届くはずだから。

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なぜここまでシリアスに
てか文字数足らn