第13話 ページ15
Aside
「思ったより楽だったな」
私の異能力のおかげで幸せそうな顔をしている人虎をみて呟く
でも、まだ侮れないか
たしかあのタレ目な少年は現像の異能力者だったはず
見えなければ流石に私では攻撃することができない
そして治は異能力無効化がある
『尊い母』は受信者に『人間失格』の異能力を受けても効かない
私の異能力を解除するには発信者である私に治が触れるか、
人虎自身が『尊い母』を拒否するしか無い。
まぁまず後者の心配はないだろう。
だが治は何を考え出すかわからない
それに時間を伸ばしすぎると、もう1人の探偵社員が駆けつけてくる
「さて、 どうしよっかな」
たしか人虎は鼻が良かったはず
だから現像の異能力者にも対抗出来るだろう
だが治の人間失格を使われては人虎の虎化が無効化されてしまう。
ここは多少リスクを冒してでも早く済ませるか
私は手袋を付けるとナイフを握り直す
「人虎! そのタレ目の少年を攻撃し、治にあまり近ずくな」
人虎がタレ目の少年に襲いかかったのと同時に私は治に攻撃をしかけた
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鮭大根大好き - 更新頑張ってください! (2020年11月20日 20時) (レス) id: 206c89cdd5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:リート傘 | 作成日時:2018年8月20日 22時