第14話 ページ16
Aside
ナイフを右に向けて振ると避けられる
さらにもう片方のナイフで避けた方に切りつけようとするとまた避けられる
みごとに動きを読まれてるな...
太「Aとは一時期行動を共にしたことがあったからね。
動きの癖は把握ずみだよ」
「まじか」
攻撃を続けながら話す
でも、何故癖を把握しているなら反撃をしてこないんだろ?
なにかがおかしい
すると私の視界の中に白い小さな物体が下に落ちていった
あれは
__________雪?
「なんで雪が降って...
まさか___ 」
「ごめんね。A」
真後ろから声がし両腕を掴まれる
目の前に居たはずの治の姿は無くなった
「現像の異能力!? 」
太「悪いけど終わりだよ」
横から走る音が聞こえてくる
人虎!?
そうか、治の異能力無効化で!
「え、やば! 」
人虎のパンチが腹に見事にきまった
「うう"っっっ」
窓枠の所まで思い切り吹き飛ばされた
そこらじゅうが痛い
こりゃ骨が何本か折れた
「ふふふ
ちょっと舐めすぎてたかな」
太「そうだね。
これでもう君には勝機は無いけど、どうする?」
たしかにこの状態で勝つのは無理だな
「今回は引きます。
また会いましょう」
私は窓枠から身を放り投げると急いでその場から離れた。
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谷崎side
「逃げた!
太宰さん 奴を追いますか? 」
太「今はそれより2階で戦っている国木田君が心配だ。
今回は見逃そう」
「はい!」
急いで階段を上りかけつけると丁度国木田さんも終わったところだった
太「国木田くん 良かった無事だったんだね。」
国「ああ。お前達の方はどうだった?」
太「ポートマフィアの幹部がいたよ。
でも逃げられた」
国「そうか。まぁ今回は仕方が無いな
一旦社に戻り報告をするぞ」
敦「あ、あの」
帰ろうとすると敦くんに呼び止められる
敦「足を引っ張ってしまい、申し訳ありませんでした!! 」
そう言うと頭を下げてきた
谷「いや、大丈夫だよ!
僕もすぐに駆けつけることが出来なかったしさ」
太「安心したまえ 敦くん
今回は相手の異能力と相性が悪かった。
何事も経験さ。次頑張ればいい」
敦「谷崎さん太宰さん...ありがとうございます。」
太「よし! じゃあ探偵社に戻ろっか」
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鮭大根大好き - 更新頑張ってください! (2020年11月20日 20時) (レス) id: 206c89cdd5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:リート傘 | 作成日時:2018年8月20日 22時