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6話 ページ9

さらに2年後、Aは6歳になった。




Aは4歳のころに実戦に参加しだし、この歳ではもうかなりの成績を積んでいた。



毎日出される現場

親役の2人は少し反対したが、上が試させたのだ。



結果は…予想の通り、連勝だった。




「やはり、戦いにおいて、頭脳もだが…Aは天才だ」

「ああ。


六年前のあの日、あの子を野放しにしなくてよかった…

もし海賊になっていたら、ロジャーに負けず劣らずのくせ者になっていただろう…」



センゴク達は部屋で駄弁っている間、分析しながらもAの安否を知り安堵する


それと同時に…彼女の強さに驚きを隠せなかった。




「…海軍で育てて正解だ。


あいつは即戦力だ」

「一番現場に行くこと反対してたくせによく言う!ぶわっはっは」




するとちょうどそこへ、噂されていたAが海賊討伐から戻ってきた。


「ガープ叔父さん!センさん!」


Aの姿を見ると、それぞれ微笑み、彼女を迎え入れた

「凄いぞA、また、この近辺で噂されてた海賊を捕まえたらしいじゃないか」

「あはは、わたしだけじゃないよ、みんないたもの!」


ガープの手がAの頭に乗っかった


「偉いぞ、一人だけの手柄じゃないもんな

でも、中心に立ったのはAだろう?それだけで凄いんだ」

「全く、本当に末恐ろしい」



「血は繋がってないが…


ー…俺らが育てた、俺らの、自慢の娘さね」


「わたしは海の子、ガープおじさん達の娘!


海とセンさん達を海賊から守るから!」


2人はAの頭を撫で、手を引いて









少し血濡れた彼女のコートをさり気なく脱がせた。









「おい見ろ、A“少佐”だ…


5歳でその地位についた異端児

海賊の娘だってことは海軍じゃ有名だな。どこの海賊かは知らんが」

「少佐の前で言うなよ、凄くそのことを気にしてる
そのせいで俺らぐらいの新人達にいびられたことは一回じゃない」

「ああ…それが理由で顔も知らない父を恨み、海賊を憎んでるらしい。

幼いのに大変だな…実力はあの歳にしちゃ化けもんだけど」


「稽古はセンゴク中将やガープ中将につけてもらってるらしい。
…気の毒だな、鬼のような厳しさらしいし」




「どう思う…?」


「…可愛い子?」

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作者名:ひはる x他1人 | 作成日時:2017年7月28日 18時

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