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Aside




莉犬「Aー!どうしたの!?急に走って行って…あ、トイレだった?」


トイレの前にいるからだろうか勘違いを始め、少し恥ずかしそうにする。


莉犬「みんな待ってるよ。ほら、行こう?」

莉犬が私の手を握った。

外からプール掃除をしているのか水と楽しそうな声が響いていた。

莉犬「プール掃除やればよかったなー。普くんがやりたいっていうから譲ったけど…」

「プール掃除?」

莉犬「A寝てたもんねー。各クラスから有志で何人かでなくちゃいけなくてさー。」

莉犬「普くん率いるゆかいな仲間たちがやってくれるらしいよ。」

普君?そんな人クラスにいたっけ?

一応名前だけは知ってるつもりだけど、そんなひと…


まあ、忘れてたんだろうな。そんな人いたんだな。

ピシ…

バラバラ…

『え?り…犬?』

莉犬が割れた。

人って崩れるの?いや、そんなことない。

まるで銅像が打ち壊されたように…


『莉犬!?莉犬!!??』


ぼろぼろになった莉犬の体は石のようだ。




さとみ「おーい、遅いからみんな来ちゃったよ。」

ぞろぞろと5人がやってくる。

私は必死に声を上げた。

『どうしよう!莉犬が…!!』


ななもり「え?あー壊れちゃったかー。」

るぅと「早く帰りたいときに限って…全く。」


顔色一つも変えずにいる5人に恐ろしさを覚えた。


怖くなってその場から走り出した。

おかしいよ、こんな世界。


絵の中だってことを再認識した。



ただひたすらに走った。


後ろから5人の戸惑うような声も聞こえなかった。



いつのまにか外に出ていた。


『はぁ…はぁ…あれは…寧々!!』



塔のようなものに入っていく寧々と払いや。

こんな塔…学校になかった。


『寧々!!』


寧々「ん?A!?どうして…制服…」


今まであったことをすべて話した。

莉犬が崩れたことも含めて。



寧々「私たちも!よかったー!Aもいたんだ!」

涙ぐぬ寧々を抱きしめる。

『でもどうしよう…これから。』

光「それが…ここに来ればいいって。」


この塔に?


『なにがあるの?』


寧々「私たちもわかんないけど…」


『だったらさっさと入ろう。』


ドアに手をかけた。

ぎぎぎ…

重い音を立ててドアが開く。

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設定タグ:すとぷり , 地縛少年花子くん   
作品ジャンル:ファンタジー
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リリアン - 凄く面白かったです!この後の続きを書いて欲しいです。勿論無茶は、しないでくださいね💦これからも頑張ってください!続きを楽しみにしてます✨ (2022年2月3日 21時) (レス) @page23 id: d3b8ec110c (このIDを非表示/違反報告)
- 更新頑張ってね!応援してます! (2022年2月2日 1時) (レス) id: a3aa2404cd (このIDを非表示/違反報告)
れなな - 作者サーン43話しじめさんになってるよ! (2022年2月2日 1時) (レス) id: a3aa2404cd (このIDを非表示/違反報告)
ゆき - わわ私も!生贄になる!夢主ちゃんを………どーかハッピーエンドに!! (2022年2月2日 1時) (レス) @page23 id: a3aa2404cd (このIDを非表示/違反報告)
咲楽 - …?夢…主…ちゃん…?私がいけにえになります!夢主ちゃんを返して下さい (2022年1月6日 3時) (レス) @page23 id: 5b8ca2bcc2 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ひかり | 作成日時:2020年12月7日 0時

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