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『ちょ…それはダメです…ななもりくん…』


ななもり「ごめん…俺もう我慢できそうにない…」


『だ、ダメ!…学校で遊戯王するなんて…校則違反だよ!』

遊戯王知らないのにゲームに誘うとは?


待って?遊戯王って何?カードを微笑みながら近寄ってくるななもりくん。




ななもり「大丈夫!俺たちS級クラスだから!多少のことは大丈夫!」



だからルール知りませんて。



だいぶ打ち解けるようになったが、余計構いが増えたような…




ジェル「こら、A困っとるで。なーくん、俺と一緒にしような。」


ななもり「えー?まぁいっか。勝負だ!」



『ありがとうございます…ジェルくん。』


ジェル「ええで。」



優しく笑いかけてくれる。天使か?



私は2人のゲームを見ながら何が起こってるのかも分からず拍手する。


でも2人の表情からななもりくんが優勢なことも分かる。



フワフワッ…


トンッ

『え?なにこれ。』


私の背中に軽く体当たりしてきたのは小さな光だった。




なんか、あれみたい。



えーっと


そう!人魂!




まるで自我があるように意図的な動きをする。




『どうしたの?』


喋りかけると人魂らしきものは強く光った。



ジェル「え…っ!A!それに触ったらあかん!」



ななもり「空間停止!」



ゲームをしていた2人が静止に入る。


その人魂だけの時間は止まった。



ジェル「これは外部から生徒を狙う軍団の使い魔や。Aの強い魔力に引かれたんやろ。」




そんな物騒なんですか?


ななもり「これは先生たちに持っていかないとね。」


透明なキューブでそれを閉じ込めて職員室へ転送する。



便利だけど怖いな。



さとみ「でも顔と魔力は完全に覚えられたな。」


『さとみくん。見てたの?』


さとみ「1部はね。あいつの記憶は全部データに残り奴らの手に入る。」



さとみ「暫くは厄介なことになるよ。」





ハイテクだなぁ…って!そんなこと言ってる場合じゃない!



『え、私どうなるんですか?』


さとみ「高度な魔力は悪用されることが多い。きっと攫われて戦争の武器だ。」




戦争の武器…



私が人をあやめる武器として使われてしまう。



ゾッとした。



ななもり「大丈夫。攫われるもんか。俺たちが守るよ。」


ギュッ!!


バックハグで優しく抱いてくれる。


恥ずかしいけど安心する。






その温もりは




私の心を癒してくれた。

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ゆるれ - 早く続きが読みたいです!!更新頑張ってください!! (2022年1月22日 6時) (レス) @page30 id: ab218b42ff (このIDを非表示/違反報告)
ましゅん2 - Ri_さん» 一緒だわー。てか、語彙力ぼく、20個頼んだのに、荷物行方不明・・・( (2021年7月26日 13時) (レス) id: 7315e1e280 (このIDを非表示/違反報告)
Ri_ - アホの化身さん» 語彙力1つ注文したのに未だに届かない・・・ (2021年4月5日 1時) (レス) id: d772f84a02 (このIDを非表示/違反報告)
アホの化身 - 語彙力の魔法欲しいなー (2021年4月3日 21時) (レス) id: 62410cc231 (このIDを非表示/違反報告)
Ri_(プロフ) - 待って…莉犬くんが捕まえてくれた所のお話抜けてる… (2021年2月2日 23時) (レス) id: b730aebedb (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ひかり | 作成日時:2021年1月7日 22時

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