桜よ歌え、舞え、美しく【ぬら孫＊リクオ】特別番外編

＊我慢なんてしないで＊リクエスト ページ42

リアビーバー様からのリクエストです！

ありがとうございます！！






貴女side







成熟期の女性に約一か月の間隔で周期的に起こる子宮出血。



そう…それは









貴「せ…せい、り」







来ちゃった〜…女の子の日というアレ。



簡単に言えば生理だ。

朝起きて違和感を感じたら…うん。





しかも初日から。……痛い。







よりによって今は体育の授業だ。







貴「(動きたくない…)」









「生理になりましたー」なんて先生に恥ずかしくて言えない。女性ならまだいいよ。

でも男の人に知られるのはちょっと…









小学生の頃にからかわれたことがあって、恥ずかしくて泣きそうになったこどがある。

あれ……その後はどうしたんだっけ…？









カナ「Aちゃん？」


貴「あ、カナちゃん…」



カナ「え！？ちょ、大丈夫！？顔色悪いよ！？というか真っ青！！」




貴「え…」








そ、そんなに？









カナ「具合悪い？」


貴「ぅ、うん…まあ……」






カナちゃんならいいか…








貴「あ、あのね…」







私はカナちゃんだけにしか聞こえないように耳打ちする。


訳を話したてカナちゃんは私を心配してくれた。








カナ「初日？」


貴「うん…」



カナ「痛いよね…痛み止めは？」

貴「家になかったから…時間もなくて買えなかった」




カナ「あ、私の持ってるよ。とりあえず保健室行こ？本当に顔色悪いわ」



貴「……でも…」









体育の先生は男の人。



体調が悪いなら言った方がいいけど……






でも…何故だか恥ずかしくて言えない。








貴「大丈夫。そんなに痛くないよ！」



カナ「その顔色でそれ言う！？」


貴「本当に大丈夫！」







大丈夫というように私は勢いよく立ち上がった。









たぶん…それがいけなかったんだと思う。









貴「あ…」







お腹痛くて、急に電撃が走ったように痛み出した。

目も雲んできて、寒気がする。









カナ「Aちゃん！！？」








私はついに倒れてしまった。






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