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*魂魅、変幻する4 ページ23





翌朝






貴「戻ってないし!!」




冷麗「遠野の里だから戻りづらいんじゃないかしら」


紫「妖気が溜まる場所だからね。ケホッケホッ」







どうしよう…このままじゃ学校にも行けない。









紫「あ!じゃあ人間の時の自分をイメージしてみたら?」



貴「わ、わかった…」






明日までに戻れるかな…明日奴良組に帰るし…







____________________

_____________

_____









人間の時の自分をイメージして念じてみたら、お昼の時間になってしまった。



私はまだやっていたいから、冷麗さん達には先に戻ってもらった。









貴「……なかなかうまくいかない」







もういっそ…羽衣狐さんに聞いた方が早いんじゃ?

というかあの人どこにいるの…
どのみち無理か。





そういえば羽衣狐さんは自由に尻尾を出していたな。



一本だけだったり日本だったり。


尻尾から武器もだしていた。







羽衣狐さんを想像していると、突然煙に包まれた。








貴「!?」








煙が晴れると、さっきまで狐の手だった自分の手が元に戻っていた。








やっ…







貴「やったー!!戻ったー……」








いや、待って……腰あたりに何か違和感が…!!
頭にも違和感を感じる!!







思い切って頭にあるものを私は恐る恐る触る。







何か柔らかい…三角形みたいな形…







そして私は後ろを振り返る。









貴「え…尻尾?」







これ…尻尾?








誰の?









貴「私のぉーー!?」








人間に戻れたと思ったら獣耳と尻尾がそのままだった。








貴「どうしよう!!これじゃあ本当に学校に行けないよー!!」








リ「おーいAー?」






貴「はっ…リクオくんの声…!?」








リクオくんに見られるのが恥ずかしくて、私は咄嗟に木の後ろに隠れる。






お願いします。









貴「(どうか見つかりませんようにー!!)






そして何事もなかったように去ってください!!






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黒なっち(プロフ) - リアビーバ-さん» 駄目ではないですよ!人気になりましょう!!これでぬら孫を好きになって小説が増えるといいですね (2018年11月4日 18時) (レス) id: 7cc44f4473 (このIDを非表示/違反報告)
リアビーバ- - 大変厚かましいのですが私の小説を紹介してもらえませんか?駄目だったら言ってください!「ぺコリ」 (2018年11月4日 16時) (レス) id: fa2d4be8dc (このIDを非表示/違反報告)
リアビーバ- - わかりましたっ無理言ってすみません・・・それと小説新しく進行したのでみてくださいっ (2018年11月4日 14時) (レス) id: fa2d4be8dc (このIDを非表示/違反報告)
黒なっち(プロフ) - リアビーバ-さん» ただいま速度制限がかかりもう少しになるかと…いやそろそろ直るはずです (2018年11月4日 14時) (レス) id: 7cc44f4473 (このIDを非表示/違反報告)
リアビーバ- - 読んでくださってありがとうございますっそれとリクエストのほうはもうすこしでできますか? (2018年11月4日 14時) (レス) id: fa2d4be8dc (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:黒なっち | 作成日時:2018年7月25日 22時

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