108#役に立ちたかった ページ23
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真「ごめんなさい。みんなを、こんな事に巻き込んで…お金は、私がなんとかするから。だから…」
祐「それで見逃してくれるとは思えないが」
真「…」
蓮「どうしてあんな無茶を？話してくれないか？」
真「……役に、立ちたかった。与えられた役目も期待もちゃんとこなして、自分はちゃんとできる人間なんだって、見せたかった」
祐「なぜそこまで…」
会長の…「心の蝶」が見えた。
彼女も…苦しいんだ。
真「…ごめんなさい、高巻さん」
杏「え？」
真「鴨志田先生の事。学校絡みで隠蔽してたの、気付いていたのに…何もできなかった。
三崎さんも、ごめんなさい。あなたの事を影で色々言ってる人がいる事にも、鴨志田先生にしつこく言い寄られていたのも気付いてた。…気付いていたのに、私は……」
貴「……」
真「見て見ぬ振り…私みたいな人間こそ、本当のクズって言うのかもね」
杏「本当のクズは、自分の事クズなんて言わない。
悪いのは鴨志田に決まってんでしょ！志帆だって私だって、Aだって、わかってる」
真「高巻さん…」
貴『会長がそう思っていてくれた事だけで私は十分です。
それに私はみんながいてくれたから、何も辛くなんてありませんでした』
真「三崎さん…」
周りの言葉はどうしても耳に入って、うるさくて、しつこくて、耳を塞ぎたかった。
でも、蓮と出会って…そんなの気にしなくなった。
杏「さて、これからどうする？」
竜「どうもこうもねぇよ。やるに決まってんだろ！」
祐「奴を見逃してはおけない」
杏「だよね」
貴『異議なし、だよね？』
ネ「当然よ」
蓮「ああ、やろう！」
モ「よし！これで全会一致だな」
真「え、猫？」
あ、モルガナとネヴィアの声は会長には聞こえないんだった。
杏「あとはどうやってあそこに行くかだけど」
竜「だよなぁ。ったく、あの銀行さえなんとかなりゃあよ」
真「銀行？」
竜「あ…」
杏「……(¬_¬)」
モ「それだぜリュウジ！」
竜「？」
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黒なっち(プロフ) - スナッQさん» あ、ありがとうございます！！！去年の夏から更新止まってるぅぅ！！！読んでくださってるにごめんなさい！！！(＞人＜;) (2022年5月11日 12時) (
レス) id: f4f1e6d7c3 (このIDを非表示/違反報告)
スナッQ - 最近P5にハマッたのでこの作品を読んでみたらすごく面白かったです! (2022年5月11日 11時) (レス) id: 8939c0c625 (このIDを非表示/違反報告)
黒なっち(プロフ) - ユリカさん» やばい最近ペルソナ5更新してないのに読んで下さったなんて嬉しいです！コメントありがとうございます(T ^ T) (2022年2月16日 22時) (レス) id: f4f1e6d7c3 (このIDを非表示/違反報告)
ユリカ - 雨宮蓮くんの夢にハマって、この作品を拝読致しました。とてもキュンキュンして楽しいです！更新、お待ちしております！ (2022年2月16日 20時) (レス) @page45 id: ecb72d2445 (このIDを非表示/違反報告)
黒なっち(プロフ) - 時 雨 ! !さん» 返信遅れて申し訳ありません！！ありがとうございます！目から鱗！(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥｀) (2021年11月24日 21時) (レス) id: f4f1e6d7c3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：黒なっち | 作成日時：2020年8月5日 22時
