3#雨宮蓮 ページ6
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お昼休み
私の前の席の人…友達とここで食べるよね。
貴「(集まるうちに退いて別の場所でお弁当食べようかな…)」
お弁当袋を持って席を立つ。
ちょっと離れたら聞こえてくる会話
「あ、三崎さんどいてくれたー」
「あの人何も言わなくてもすぐ察してくれるから楽なとこあるよね」
「でも片耳聞こえないんでしょ？おまけに声出ない。会話するとき端末使ったりするから時々めんどくさって思う」
貴「……」
聞こえてるんですが…
右耳が完全に聞こえないんじゃくて、あんまり聞こえないのっ。
あと声出なくてすみません。
？「あの…」
貴「！」
振り返れば彼…雨宮蓮くんがいた。
貴「？」
蓮「売店…どこにあるか教えてほしいんだけど」
ああ…売店か。
貴『案内するよ』
蓮「……いいの？」
貴『いいも何も、教えるだけじゃわからないでしょ？無駄に広い学校だし。
案内した方が覚えられるでしょ？』
蓮「…じゃあ、お願いします」
あれ…ちゃんとPDAの文字読んで会話する生徒、彼が初めてな気がする。
去年までテキトーに流されたりすることが多かったから…
蓮「(さっきの女子達の会話…この子、本当に喋れないんだ……片耳も聞こえないって言ってたけど)」
貴『私は三崎Aです。雨宮くんの席から斜め後ろに座ってます。よろしく』
蓮「！よろしく、三崎さん」
なんだ…全然噂と違う。優しい感じしかしない。
みんな見た目とかで判断したり、噂を勝手に信じ込んでただけなのかな。
自然と、彼と普通に会話してる。
私喋れないけど…
雨宮くんは人混みの中に入っても「失礼」と言ってぶつからないように通ったり、資料を持った女子とぶつかって落とした資料を拾って返したりした。
貴『優しいね』
蓮「え？」
貴『なんか君の噂が広まってるみたいだけど、私はその噂は正直信じてないの。
だってまだ会ったばかりなのに、君のことよく知らないのに、そんな噂信じ込んだら私は酷い人になっちゃう』
それだけにはなりたくない…
蓮「酷い人、に…でも、そう簡単に俺のこと信じていいのか？」
貴『だって雨宮くんはちゃんとこの端末の文字を読んで私と会話してくれてる。
本当に怖い人なら今私は君とこうして歩いてないよ』
蓮「三崎、さん…」
貴『売店ついたよ。…今揚げパンがオススメ』
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黒なっち(プロフ) - ルナさん» あざまぁぁぁぁぁす！！！(≧∀≦) (2020年12月29日 19時) (
レス) id: f4f1e6d7c3 (このIDを非表示/違反報告)
ルナ - 初見です、ストーリーがおもしろくて良かったです。夢主ちゃん可愛いですね( ≧∀≦)ノ応援してます！ (2020年12月29日 17時) (レス) id: 5abf626923 (このIDを非表示/違反報告)
黒なっち(プロフ) - 影��蒼似さん» ありがとうございますww。あ、知識量やらせていただきました(・ω・)ノ影��蒼似さんもコロナ気をつけてください！！ (2020年4月29日 17時) (レス) id: 29eca2b325 (このIDを非表示/違反報告)
影��蒼似 - 黒なっちさん» え”！？あ、ありがとうございます…？僕も今作品を書いていて、黒なっちさんの文才がすごくて、つい書いてしまったんですけど…。黒なっちさん、どうか自分の文才を大切に…。あと、コロナには気をつけてください！キリッ(｀・ω・´)ゞ (2020年4月29日 17時) (レス) id: c6aa45914a (このIDを非表示/違反報告)
黒なっち(プロフ) - 影��蒼似さん» この作品で一番最初のコメントありがとうございます！！夢主ちゃんの能力設定嫌ってなくてよかった…(>_<)文才あげます(・ω・｀) (2020年4月29日 0時) (レス) id: 29eca2b325 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：黒なっち | 作成日時：2020年3月14日 1時
