桜よ歌え、舞え、美しく(葵螺旋城編2)【ぬら孫・リクオ】最終章

331夜＊やっと…… ページ35

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訳が分からないでいると、小妖怪達が私にたどり着く前に今度は大きな手にヒョイと掴まれて庭に連れて行かれる。







土蜘蛛「おー、やぁっと起きたかー待ってたぞ〜」



貴「土蜘蛛さん！？」



時雨「土蜘蛛てめぇぇぇぇぇ！！」


貴「時雨！？ちょ、刀しまってーー！！」







今度はつむじ風が…








イタク「…何さらわれてやがる」






今度はイタクさんに横抱きされていた。








イタク「このまま飛ばすぞ…遠野まで」←




貴「遠野ぉ！？」






なんで遠野！？修行しろってこと！？







目を白黒させていると、不意をつかれたイタクさんが私を落とした……






え








ちょっとぉぉぉ！？

なんで落とすんですかぁぁ！！






貴「きゃぁぁ！！」






？「おっと」







すかさずいつもの気配が私をさらった。









？「起きてそうそう…ったくお前ってやつは……」








ああ、ずっと……





私を守ってくれた、魑魅魍魎の主……









貴「リクオくん…」







リ「よお、A……やっとお前の声が聞けたな…」









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