桜よ歌え、舞え、美しく(葵螺旋城編)【ぬら孫・リクオ】第8章

284夜＊時雨の用事 ページ24

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時雨side





時雨「……あの蛇は何体いるんだか…」








何体も何体も、蛇と妖怪達が群がるように現れる。
しつこい奴らだ。



いつ子も奴良本家に到着し、参戦した。








雪崩「………どうやら、リクオ達の所に妖怪達が来たようだな」



時雨「ああ、オレも感じた。九十九夜行も来たみたいだが、どうやら土蜘蛛は来てないみたいだ」







雪崩「……行け、時雨」




時雨「…！」





いつ子「ここは…私達がやる。…あなた用事があるんでしょ？」





時雨「……ああ」







雪崩「……あいつを連れて来るなら、出雲の方が早い」








時雨「……すまない、お前ら」





いつ子「奴良組を守るつもりはないけど…Aの帰る場所だから守ってあげてるだけ…早く行って」





時雨「ああ。出雲！行くぞ！！」




出雲「ワォン！！」







出雲は大きくなり、畏である場所へ向かった。









いつまで風呂に入っているつもりだ。

そろそろいい頃だろう。








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出雲ちゃん、もはやタクシー

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