桜よ歌え、舞え、美しく(葵螺旋城編)【ぬら孫・リクオ】第8章

272夜＊下駄をぬげ！下駄を！！ ページ9

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竜「ゆら、てめーはやっぱりもういい…早く13代目を出せ」


ゆ「ハア！？」





竜二ひどい…






ゆ「…い、今はムリや。神アロー出したばっかいうてるやん」




竜「チッ、あの淫らな技か。役立たずめ…(ゴゴゴ」

ゆ「なんやどういうことや;;」







睨むようにして竜二はゆらの頭をぐりぐりした。








清「あ、あの、すいませんお兄さん…」


竜「あん？」



清「これ！！よかったら目を通して貰えませんか！？研究したんです！！」








清継くんは圓潮のその後が書かれた資料を竜二に見せる。それを竜二は怖い顔で見る。


すごいオーラ…









竜「フン。圓潮のその後か…少し借りてくぜ…」



清「ハ、ハイ！！」








竜二は清継くんから資料を受け取り、部屋の奥へ消えていった。







清「やさしい〜。いい人じゃあないか〜花開院さん〜。本物だ！！本物って感じのオーラだね〜」




ゆ「ええ〜っ別に会って感動するような人物ちゃうで〜っ」





げっそりした顔でいやいやと言うゆら。







清「いやいや感覚マヒしてるよ花開院さん」



ゆ「そうか？…まぁ」







竜二は自分は才能ないとか言ってるけど、あんな知識あって経験もつんでるんだ。



もっと自信持っていいと思うよ…








それより……









貴「(室内で下駄はくなぁぁぁぁぁぁ！！)」






下駄を脱ぎなさいよ！！人の家をなんだと思ってるのよ！？






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