桜よ歌え、舞え、美しく(葵螺旋城編)【ぬら孫・リクオ】第8章

294夜＊天候制御 ページ34

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安倍吉平の力のせいか、雲が集まってくる。







吉平「天よ、雲よ、矢を放て、陰陽術 ‘‘天候制御”」






氷「く…呪いの吹雪 氷の卵！！」








氷麗が氷でドーム状の楯を作り、上空からの攻撃を防いだ。

だが攻撃は氷麗に受けた。







吉平「天候制御は全ての陰陽術の基本であり、最終目標だ。


水は水蒸気となり雲を作る。雨雲を作れば雷さえも作れるのだ。陰陽道にない雷もだ。

さらに静電気は磁場をゆがめ、火山爆発を誘発することさえ…可能である。



突飛な能力ではない…ただの基本の積み重ねだが、それゆえ…この術は我が力に呼応して強くなる」







安倍吉平の言う通り雷が激しく落ち、火山爆発が激しく起こった。


オレ達は避けるのに必死だった。









吉平「逃げられん。いかなる能力でも回避不能！！」







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