桜よ歌え、舞え、美しく(葵螺旋城編)【ぬら孫・リクオ】第8章

289夜＊振り向くな！！ ページ29

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黒「リクオ様！！」




リ「！！」







黒がオレを呼ぶと、青がオレと肩に乗っていた子白ごと投げた。







青「行って下さい！！リクオ様！！」





リ「青…」








黒「そ…そうか、攻撃でなければいいのか。

雪女…お前も行け！！」



氷「キャッ」







氷麗もオレと同じように黒に投げられた。









獺祭「玉章」

玉章「いい…部下にやってもらう」









青「おっと…待ちな！！」



黒「その人を追うのは」

青「オレ達を倒してからにしな！！」


黒「御門院の陰陽師よ！！」








心結心結「……あなたがたは、泰忠を倒した二人ね…いいわ…相手してあげる…どうせあとの二人は突破できない。

仲がよくって…羨ましい二人と思ってたの…」







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階段の上にいる氷麗は振り返っている。






リ「振り向くな氷麗。あいつらの為にも昇りきるぞ！！」



氷「ハ…ハイ！」









玉章「……リクオくん…君にはいい仲間がいる」





リ「玉章…」




玉章「だが、もう…これで身を挺して守ってくれる仲間はいなくなったね…次からが…見物だ……」






氷「あ…あんたね…」



獺祭「おい前だ！！次の離宮が見えた！！一気に行くぞ！！」




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