263夜*「執着」 ページ38
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リ「用事が終われば奴良組に帰るって言ったのになぁ?」
貴「Σ( ̄。 ̄ノ)ノ!?(ドキーン」
どうやらゆらが土蜘蛛に九州に連れてこられたことを全部聞いたらしい。
まだ根にもっていた…
リ「心配した…」
貴《ん…ごめんね…》
腕の力を強めるリクオくん。私の肩に顎をのせ、存在を確める様に抱き締める。
なにか言ったほうがいいのかな…。
貴《あ、あの…リクオくん…》
リ「ったく、猫みてえにウロウロしやがって…もういっそオレの部屋に閉じ込めちまうか」
貴《ごめんなさい!!マジでごめんなさい!!だからおっそろしいことを言わないで!?》
リ「冗談だ」
言いながらリクオくんは私の首筋を指でツーっといじる。
ふいにリクオくんは私の鎖骨上の首筋に唇をおとした。
貴《え!?》
チリッと痛みが走ったかと思うとペロリと一舐された。
リ「今はこれで我慢しといてやる」
貴《私は何をされたのでしょうか!?》
リ「決まってんだろ?キスマークつけた」
きききキスマーク!?
なんでそんなものを!?
リ「知ってるか?首筋へのキスは執着って意味があるんだぜ?」
貴《へ?…し、執着?》
リ「ああ。……この意味…わかるよな?」
貴「……」
わかってる……わかってるよリクオくん…
リ「Aはオレのもんだ。誰にも渡さねえ」
貴「っ///」
頭がパンクしていると、リクオくんに腕を引かれた。
リ「ほら、いこーぜ、酒盛り!」
貴《私まだお酒飲めない!!》
リ「無礼講だ!」
昼の時だったら言わないだろうと思いながら、私達は土蜘蛛達の宴に混ざりにいった。
リ「てか、その髪どうすんだ?」
貴「あ、忘れてた」
私は耳飾りを取ると、髪は元の短さに戻った。
貴《子白から聞いたんだけど…女の人の髪には霊力が宿っているんだって!。それが魂魅の髪ならば尚更だって。
伸びたのはたぶんこの耳飾りをつけて力を発揮したからだと思う》
リ「すっげえな…」
貴《そう?ほら行こ!》
気にしない気にしないと言うようにリクオくんと宴に戻った。
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「妖怪ウォッチシャドウサイド」と「イナズマイレブンアレスの天秤」が面白い…どっちも福山潤出てる!!!
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黒なっち(プロフ) - rukiさん» ありがとうございます!!甘えリクオ君をこれからも出していくよう頑張ります!!頑張ります!←2回 (2018年7月15日 22時) (レス) id: 7cc44f4473 (このIDを非表示/違反報告)
ruki(プロフ) - 本編だと見れない甘えリクオ君が見れてすっごく嬉しいです!小説制作頑張ってください! (2018年7月15日 21時) (レス) id: 9e70f2105a (このIDを非表示/違反報告)
ちゃんみお - マジですか?!頑張ってください! (2018年7月14日 23時) (レス) id: 6a8ce7c4d9 (このIDを非表示/違反報告)
黒なっち(プロフ) - ちゃんみおさん» はい!その後、みたいな感じです (2018年7月14日 8時) (レス) id: 7cc44f4473 (このIDを非表示/違反報告)
ちゃんみお - あともう少しで最終回かー。終わったら番外編とかありますか? (2018年7月14日 1時) (レス) id: 6a8ce7c4d9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:黒なっち | 作成日時:2018年7月8日 0時