254夜*妖怪なら ページ29
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笛を取り出して旋律を奏でる。
ゆらと土蜘蛛さんに意識を集中し、自分の霊力を二人に注ぐ。
旋律は波紋となり、ゆらに力を与えた。
ゆ「(な、なんや…!?力がみなぎってくる…Aの笛のおかげか?これが…魂魅の力なんか!?)」
ゆら、撃って…撃って!!
ゆ「おおきに…A!」
水蛭子「て…てめぇら〜〜……」
ゆ「続いて第二撃いきます!!」
矢を放ち続けるゆら。
ゆ「第三撃!第四撃ィィィ〜〜!!」
ゆらの神アロー連射により、大蛇が落ちた。
時雨「やったか…!」
「だ…大蛇が…落ちたぞーー!!」
水蛭子「てめぇぇぇぇぇ!許さねぇーー!!」
リ「おいおい、「てめぇ」ってのはオレのことじゃなかったのかい!?」
水蛭子「どけぇ!!」
ゆ「……(奴良くん…あ…あとは…頼むで…)」
ふらつくゆらの元に大きな影が私を制してゆらを優しく受け止めてくれた。
土蜘蛛のお兄さんだった。
土蜘蛛の兄「………すまない。大蛇を倒してくれて…」
ゆ「そ、そーいうんは奴良くんに言うたげて?
私は陰陽師や…妖怪を助けるなんてほんまはありえへんねんからな…」
土蜘蛛の兄「あの小僧は何者なんだ…?陰陽師と協力してまで…わざわざこの九州まで我らを助けに…」
ゆ「「あの男」…すかしとるよ〜に見えるやろうけど、あー見えて半妖やねん…
だから妖怪も人間も救うつもりみたいやで。
んなもん、大風呂屋敷広げすぎやっちゅーねん…
中学生やのに身の程わきまえっちゅー話やで…」
土蜘蛛の兄「人と…妖を…」
ゆ「けど…そーいう奴や。
だからあんたも、妖怪やねんから奴良くんに協力したげーーーや!!」
何だかんだいって、認めてるんだね…リクオくんのこと。
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秀元「GO!GO!ガンバレゆらちゃんGO!!ボクは出えへんけどファイトやー。三体融合なんて天才やーん。
Aちゃんもすごいで〜! その調子や!ゆらちゃんを助けてあげてなー!」
なんか聞こえた気がした← by A
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黒なっち(プロフ) - rukiさん» ありがとうございます!!甘えリクオ君をこれからも出していくよう頑張ります!!頑張ります!←2回 (2018年7月15日 22時) (レス) id: 7cc44f4473 (このIDを非表示/違反報告)
ruki(プロフ) - 本編だと見れない甘えリクオ君が見れてすっごく嬉しいです!小説制作頑張ってください! (2018年7月15日 21時) (レス) id: 9e70f2105a (このIDを非表示/違反報告)
ちゃんみお - マジですか?!頑張ってください! (2018年7月14日 23時) (レス) id: 6a8ce7c4d9 (このIDを非表示/違反報告)
黒なっち(プロフ) - ちゃんみおさん» はい!その後、みたいな感じです (2018年7月14日 8時) (レス) id: 7cc44f4473 (このIDを非表示/違反報告)
ちゃんみお - あともう少しで最終回かー。終わったら番外編とかありますか? (2018年7月14日 1時) (レス) id: 6a8ce7c4d9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:黒なっち | 作成日時:2018年7月8日 0時