番外編*美桜 ページ48
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53年前
sideなし
「いやぁぁぁ!!」
雲外鏡「まぁでぇ〜!」
「いや!来ないでぇ!!」
ある13歳の少女が鏡の妖怪、雲外鏡に追いかけられていた。
雲外鏡に捕まれば殺されてしまう。
雲外鏡「一緒にあ〜そぼ〜」
「誰か…誰か!あッ…」
少女は転んでしまった。
その隙に雲外鏡は手の様な雲で少女の腕を自分の方へ引き寄せた。
そのまま鏡の中へ引きずりこむ。
雲外鏡「つかまえた〜」
「いゃぁ!!誰か助けてぇ!!」
もう体が鏡の中へ引きずられている。
少女は腕だけ鏡の外へ出したが誰も助けてくれない
と、少女は思っていた。
‘‘ グイッ "
「きゃ!?」
雲外鏡「!?な、なんだぁ!?」
?「やめなさい」
少女の腕を引いて鏡から引き離された。
少女は腕を引っ張った相手を見た。
明るい茶髪に桜色の瞳。
周りに桜なんて咲いていないはずなのに、彼女がそこにいるだけで、桜吹雪が吹いているようにみえた。
雲外鏡「なんだ?誰だおまえ!!」
?「まったく…今式神とか持ち合わせていないのよ…まあ無くてもいいけど。さて……
あなた雲外鏡ね?この娘には手を出さないでもらえるかしら?
いえ……人間に手を出さないでちょうだい」
雲外鏡「邪魔を……邪魔をするなぁぁぁ!!」
雲外鏡は攻撃しようとしたが
?「聞いてくれないわね。
どっかに行きなさい!」
‘‘ ドカッ ”
雲外鏡「いでえぇぇぇ!」
雲外鏡は痛さのあまり逃げ出した。
雲外鏡「許さないぞ…いつか必ず殺してやる!」
雲外鏡は去っていった。
?「逃げちゃった……まあ仕方ないかな」
「あ、あの」
?「ん?あ!あなた大丈夫?どこも怪我してない?」
「は、はい!助けてくれてありがとうございます。
えっと…?」
?「あら、ごめんなさい。名前言ってなかったね。
私は美桜」
少女を救ったのは、美桜という強い霊力を持った少女だった。
‘‘ 彼女は柊 Aの祖母 ”
美桜「おーい!ぬらりひょん!」
総大将「ん?おお美桜か。
なんじゃ、おまえさんまた妖怪と…」
美桜「そうだけど今日は人助けよ!
人間を襲った妖怪がいたから懲らしめてやったわ!」
総大将「そうかい。相変わらず面白いのう」
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黒なっち(プロフ) - 兎月-ウサヅキ-さん» あああああありがとうございますぅぅ!!!(*^o^*) (2017年9月20日 17時) (レス) id: 7cc44f4473 (このIDを非表示/違反報告)
兎月-ウサヅキ-(プロフ) - めっちゃ面白いです!!続き頑張ってください!!(*´∀`*) (2017年9月20日 17時) (レス) id: 22afd2de23 (このIDを非表示/違反報告)
黒なっち(プロフ) - ティナさん» はいです!!(*^o^*) (2017年9月20日 17時) (レス) id: 7cc44f4473 (このIDを非表示/違反報告)
ティナ(プロフ) - 頑張ってください!楽しみに待ってますね! (2017年9月20日 17時) (レス) id: 3659efa7cf (このIDを非表示/違反報告)
黒なっち(プロフ) - ティナさん» よ、よかった!!ありがとうございます!!(ToT)/ (2017年9月20日 17時) (レス) id: 7cc44f4473 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:黒なっち | 作成日時:2016年4月14日 0時