桜よ歌え、舞え、美しく【ぬらりひょんの孫＊リクオ】 (ページ24)

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18夜＊GW終了ページ24

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今日は…少し嫌な予感がする。

嫌な気配がするし、何か視線を感じた。

貴「(気のせい…気のせい…)」

と、思って普通に学校行く。

家を出ようとしたらハンナがスカートを噛んで引っ張ってきた。

貴「！？(ハ、ハンナ！？)」

「グルルッ…」

まるで行かないでと言っているような感じだった。

貴「(だめっ…)」

とりあえず引き離して家を出た。

その瞬間ハンナは吠えた。

貴「(そのうち静かにするか…)」

カナ「Aちゃん！おはよー！」

貴「！…(カナちゃん)」

カナ「リクオくんのお家以来ね、会ってないの」

貴『おはよう。確かに奴良くんの家以来だね。

ゴールデンウィークどうだった？』

カナ「う、ん～…なんか怖かったかな。

それと…」

貴「…？」

カナ「あの妖怪に…また会った」

あの妖怪…

貴『もしかして、あの銀髪の妖怪？』

カナ「うん。及川さんが気絶していて助けてくれたみたいだけど……でも、あの人なんであそこにいたんだろう？」

貴「…(首を傾げる」

さあ？と言うように私は首を傾げた。

カナ「それにしても…」

貴「…？」

カナ「ハンナちゃん、すごい吠えてるね」

貴「…Σ(ﾟдﾟlll)」

ハンナァ…

貴『帰ったら叱る…』

カナ「あ、はは…元気だよねハンナちゃん」

もう、ハンナったら…

頬を膨らませて怒っていると、私は…

貴「…！？」

また視線を感じた。

み、見てる…妖怪が…

何も見てないフリしてカナちゃんと学校へ登校した。

貴「(お守りあるから…たぶん大丈夫…)」

でも何でだろう。
今年に入ってからやけに妖怪たちに見られる。

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