くしゃみをすると猫耳と尻尾が出ちゃうんです!!２

第八十九話 ページ49

春｢いてて...(泣｣

亮｢よし、できた!!｣

御｢おい!!早く教えろ!!｣

春｢は、はい!!ミーコの餌を買うためにペットショップに行ったんです!!その帰り、車がついてきてることに早紀先輩が気付いて走ったんですけど、車は回り込んで目の前に止まりました!!車の中から男が表れて...それを見た早紀先輩は凄い怯えてました!!それで、頭を鈍器て殴られて...俺も殴られてしまって...｣

亮｢知ってるやつってコトか...｣

春｢久しぶりだなって言ってたからきっとそうだよ!!｣

御｢くそ!!誰だよ!?早く見つけてやらねぇと...｣

その頃、早紀は

あ｢いたっ...!?｣

埃っぽい廃墟と化した倉庫に倒れていた

あ｢ここどこだっ...え...｣

首に首輪をつけられ、ロープで柱に繋がれていた

あ｢うぅ〜!!...取れない...｣

？｢まさかここで会えるとは思ってなかったよ♪｣

あ｢あ...なんで...｣

表れた男は私が最も嫌っていて

最も恐れている小中一緒だった先輩

松田先輩だった...

松｢変わってないね〜♪さっき一緒にいたのは誰？まさか彼氏？｣

あ｢こ、後輩です...｣

松｢お前に後輩なんて...なんか部活に入ってるわけ？｣

あ｢や、野球部の...ま、マネージャーやってます...｣

松｢マジ!?お前が!?猫耳出ること知ってるの？｣

あ｢知ってます...｣

松｢ふーん...まさか野球部に彼氏いるの？｣

まずい...一也がひどい目にあう

あ｢い、いませんよ...｣

松｢だよな!!なぁ猫耳出せよ!!｣

あ｢え...や、やだ...｣

松｢はぁ!?言うこと聞かねぇと...｣

バシッ

あ｢うっ...｣

松｢前みたいにするよ？｣

あ｢いや...わ、分かったから...｣

体が震えて上手く喋れない

松｢それでいい!!早く出せや!!｣

あ｢うぅ...はっくしょん!!｣

ボンッ

松｢ホント、バケモンだな!!おい!!こっち来いよ!!｣

あ｢え...｣

男｢やっとかよ!!って、えぇ!?マジで猫耳じゃん!!｣

男2｢ホントだ!!尻尾まで!!｣

奥から二人の男が出てきた

松｢すげぇだろ？好きにしていいぜ？｣

あ｢えっ!?ちょっ...いやぁああ!!｣

男達が近づき、耳や尻尾を強引に触られた

その頃、寮では

ニャッ!!ニャー!!

御｢ミーコ!?｣

ニャニャー!!

春｢着いてこいって言ってるんじゃないですか？｣

御｢よし!!行くぞ!!｣

全｢おう!!｣

早紀を無事に救えるのか!?

第九十話→←第八十八話

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す