水をかぶるとうさぎの耳と尻尾が出て、お湯をかぶると元に戻るんです!!２

第四十六話 ページ3

ザー ザーザー

あ｢梅雨に入ってしまった...｣

私の一番嫌いな梅雨になりました

カッパを着て、帽子をかぶり

大きい傘をさして

濡れないようにしながら登校中

ザワザワ ザーザー

雨と共に周りから怪しんでいる声が聞こえてきます

あ｢もう馴れましたよー...｣

すると前方から

倉｢ヒャハハ!!ホントに怪しい格好だな!!｣

あ｢あ、洋くん!!おはよう♪｣

倉｢おはよう!!梅雨になっちまったな!!大丈夫か？｣

洋くんの横に並び、下駄箱へ

バサバサ

あ｢雨はめんどくさいな...カッパ着て、仕舞わなきゃいけないし!!｣

倉｢だな!!でも、濡れたら大変だしな？｣

あ｢うん...ジメジメしてて元気が出ない...｣

倉｢早紀が元気じゃねぇと俺も元気出ねぇ...｣

あ｢え!?洋くんは元気でいてよー!!そして、私を元気付けてよー!!｣

倉｢そうだな!!元気になれ!!｣

あ｢元気にー...ならない...｣

倉｢なんじゃそりゃ!?｣

そして教室に着き

自分の机に着くなり

ボテッ

倒れた

あ｢はぁ〜...雨は神経使って余計に疲れるし...｣

川｢大丈夫？(汗｣

あ｢大丈夫じゃなーい...｣

御｢今日の部活は室内か〜...｣

川｢室内なら濡れなくて済むから、早紀も仕事できるね!!｣

あ｢まぁね...でも元気が出ないーやる気が出ないー...｣

御｢梅雨の時期になると毎回こんな感じなの？｣

あ｢うんー...ジメジメして暑いのは苦手なので...部活に出ても迷惑かけるだけかもな〜...どうしよ？｣

御｢でも、早紀がいないと倉持が泣くぜ？｣

川｢簡単な作業させてもらえば？｣

あ｢泣かれたら困る!!そうさせてもらおうかな〜...｣

そしてお昼になり

あ｢洋くん!!お弁当どうぞ!!｣

倉｢サンキュー♪｣

御｢最近、愛妻弁当だよな？♪｣

川｢美味しそうだね♪｣

あ｢えへへ♪｣

倉｢モグモグ...美味い!!｣

あ｢良かった♪｣

するとそこへ

沢｢早紀せんぱーい!!お昼食べ...もう食べてる!?(汗｣

春｢声大きいよ!!(汗｣

降｢お邪魔します｣

あ｢みんな元気だね!!｣

沢｢俺はいつも元気です!!｣

倉｢それだけしかないからな!!｣

沢｢なっ!?ヒドイ!!(泣｣

倉｢ホントのコトだろ!!タイキーック!!｣

沢｢グヘッ!?(泣｣

あ｢みんなが元気だから少し元気出たかも!!｣

御｢良かったな♪｣

あ｢うん!!｣

こんなジメジメもみんなといれば

吹っ飛んじゃうね♪

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