【23】潜入 ページ23
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「そこまでです！」
声の聞こえた方、つまり俺の背後を振り向く。
智くんも驚いたのか包丁から手を放し、俺の背後を見ていた。
智くんと同じくらいの背。短い茶髪。
そして、その手には拳銃――。
その銃口は、確かに俺に向けられている。
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間違えるはずもない、彼の姿。
「――ニノ！？」
「ええ、スミマセンね、翔さん」
彼は、俺から目は離さず、もちろん、片手は拳銃を持ったまま。
空いた右手を懐に突っ込むと、何かを掴んで俺に見せた。
「え……、警察？」
確かに、ソレは警察が持つ手帳。
よくドラマとかで見せているやつ。
「私、刑事なんですよ。
ここまで言っても……分かりませんか？」
「まさか……和っ！」
「ええ、そうですよ。智。
私は１０年前からあの事件の真相を追っていた、それと同時に貴方の行方もね。
やっと見つけたと思ったらシェアハウスなんかに転がり込んで…。
俺も入居するしかなかったんですよ？
…そして私は貴方に付け込んで……真相を探ろうとした。」
でもね、と彼は続ける。
「貴方は優しかった。
俺は、貴方が真実を話してくれた時……ああ、なんでもっと早く、貴方を救えなかったのだろう。そう思いましたよ」
「や……、やめてよ……和？言う…なよ？」
「いいえ、そういう訳にはいきませんよ？
私は……犯人を捕まえなきゃいけませんから」
「やめろっ……!!」
話についていけない俺。
とにかく、ニノが刑事ってことは無理矢理飲みこんだ。
でも、真実？何ソレ？
犯人？智くんじゃないの……？
一体……ニノは何を知っている？
ラッキーアイテム
革ベルト
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和翔(プロフ) - はじめまして！和翔、と申します。私のプレリスに載せてもいいですか？ (2013年4月19日 23時) (携帯から) (
レス) id: bcd2c4470f (このIDを非表示/違反報告)
けい(プロフ) - 桃恋さん» はじめまして！作者のけいです♪ありがとうございます！お返事遅れてしまい申し訳ありませんm(__)m (2012年9月22日 22時) (レス) id: 2b5b86f17b (このIDを非表示/違反報告)
けい(プロフ) - 3104ckさん» あ、ありがとうございます///嬉しいです♪何作か他にも中途半端な作品があるので読んでみてください(笑) (2012年9月22日 22時) (レス) id: 2b5b86f17b (このIDを非表示/違反報告)
けい(プロフ) - きゃりーぱんぱんさん» ありがとうございます♪お返事おくれてしまいすみません(汗)きゃりーぱんぱんさんまで泣いていただけたのですか！いやー、小説を書いてて良かった！って思えますね♪ありがとうございます！ (2012年9月22日 22時) (レス) id: 2b5b86f17b (このIDを非表示/違反報告)
けい(プロフ) - 智歌さん» ありがとう！お返事おくれてごめんね(汗)うちが一番ハッピーエンドでホッとしてる(笑)出来たのでぜひ来てね♪ (2012年9月22日 22時) (レス) id: 2b5b86f17b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：けい | 作成日時：2012年9月3日 16時
