付き合う前はこんなにむっつり助平だとは思って無かった【乙骨憂太】

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「＿＿＿＿＿＿で、つい憂太に言っちゃったってことか」








『しゃ…しゃけ』






さっきの出来事を全て話した。

それはなんだか気恥ずかしくて顔が赤くなって。






棘もパンダも真剣に聞いてくれた。









「なんでAがおにぎりの具喋るんだよ笑」




「おかかぁ！」
















＿＿＿＿＿＿









パンダside









…これはまずい。まずいな、棘さん。







Aの話を聞いている途中、棘にそう目で合図すると





棘もこちらをばっちり見ており、お互い静かに頷いた。









…こいつら…









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両想い！！！しかも両者恋愛下手！！！









手強い。小学生か。

…いや、最近の小学生はませてるからそれ以下だな。









でも最近棘が純粋な憂太を面白がって

あっち系のサイトとかL○NEで送りまくってるらしいし()









…憂太は案外むっつりだな。これはほぼ確。









…でもこれはAの問題。

俺らが2人を裏工作してくっつけたりはしちゃだめだ。









でも、手助けなら許されると思って









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「あのなぁ、Aさんや」


『…どうしたの？』









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「Aは憂太のことが好きなんだよ」









＿＿＿＿＿＿









Aside









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『すっ！！！！！！！！』


「しーー！声大きい！」









パンダに言われたことに驚き思わず復唱しようとすると止められてしまった。









『で、でも！！多分違うでしょ！！

私好きとかわかんないし』






「だから俺が今教えてやっただろ？なぁ棘」






「しゃけ」








ぴしゃりと言い張られ、何も返せない。









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「…かといってどうにかしろって訳じゃあないさ。









AはAなりに恋愛していけ！

憂太もきっと頑張るから」









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