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続き6 ページ31

さて、君たちはBAKA(ばか)なのだろうか。

 Aは思う。大浴場は三つあった。一つは男風呂。一つは女風呂。そしてもう一つは混浴風呂。

 勿論ど派手くん達が混浴風呂に入ろうが別々に入ろうがは知ったことではない。

ただ問題はそこに私が巻き込まれるかどうかである。


「Aさんも一緒に入りましょーよー!混浴風呂!」

『いやぁ私は実は一人でゆっくりと湯船に浸かるのが好きなんだよだから手首強く掴むのはやめようか』


 いや痛い痛い。

 今なんかみしいぃっといった気がする、嗚呼そういえばど派手くんにヒビ割られた玄関扉を帰ったら直さないととAはどこか遠い目でそう思う。


『第一、結婚もしていないのに混浴風呂って、お嫁さん方もいいんですか、何か思うことぐらいあるのでは』

「んー、Aさんならいいと思うけどなぁ」


 マキヲが答える。Aが一歩引く。

 いや分からない、浮気されてるようなものではとAは言いかけるが言ったところで多分ここのお嫁さん方には通じない。

 すると先程からお嫁さん方とAの攻防戦を見ていた宇髄が声を掛ける。


「んじゃあ、俺と結婚するか?A」

『ごめん君もちょっとよく分からない』


 何だろうこの状況。

 まるで動物園に来たのにそこにいたのはペンギンだったみたいな気分である。嗚呼心無しか頭まで痛くなってきた気がしてきたよ。


『まあ兎にも角にもとりあえずお風呂に入ろうか』


 そう言いAは女風呂ののれんをくぐり入っていった。

 流石にこれ以上引き留めるのもと、宇髄の嫁たちも諦めたのか渋々混浴風呂の方に進む。

嫁たちが混浴風呂の中に入った後で廊下に一人、宇髄が立ちすくむ。


「‥‥‥そんなに俺と結婚するのが嫌かよ‥‥」


 別にあの場面でAに、じゃあ結婚するわ!みたいなことを期待していた訳じゃない。

 でも少し、少しぐらいは顔を赤らめてほしかった。俺を見てほしかった。

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ひいらぎ・いろ - 小冬さん» ありがとうございます、いつも小説を書く度に面白いか凄い不安になって、、そう言ってもらえて凄く凄く励まされます!これからも頑張ります! (2021年5月2日 7時) (レス) id: 3d1bfbcbe7 (このIDを非表示/違反報告)
小冬 - とっっても、面白かったです!!もう、夢主の反応とかがめっちゃ面白くていつも思い出して笑っています!!これからも頑張って下さい!! (2021年5月1日 23時) (レス) id: b394ae1541 (このIDを非表示/違反報告)
ひいらぎ・いろ - S_t0606さん» コメントがきたことにはしゃぐ人間はこの世にはいます。(ありがとうございます!)なるほど、、確かに夢主よく宇髄さんといますから、、もしかしたら、、? (2020年11月29日 20時) (レス) id: 79b860e9e4 (このIDを非表示/違反報告)
S_t0606(プロフ) - 宇髄さん宇髄さん宇髄天元様で落ちお願いします (2020年11月29日 17時) (レス) id: 3664f0360e (このIDを非表示/違反報告)
ひいらぎ・いろ - 氷華さん» まさか続編にいけるとは、、(←亀更新人間)こちらこそ、よろしくお願いします! (2020年11月14日 21時) (レス) id: 79b860e9e4 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ひいらぎ・いろ x他1人 | 作成日時:2020年11月13日 0時

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