続き5 ページ30
『嗚呼お隣さんはこれなんか好きそうですね』
「俺は自分家の土産とお館様とかの土産はこれにすっぞ」
Aは木々の優しい香りがする香り袋と抹茶がふんだんに使われたミニタルトを、宇髄は無難に温泉まんじゅうを手に取る。
「ん、ってか何かお前、お隣の分にしてはやけに多くねぇか?お隣そんなに貰っても困んじゃねーの?」
何箱も抱えているAに宇髄はそう問いかける。
絶対一人のお土産の量じゃないだろ…と呆れたような声で。
『嗚呼、これは冨岡さんと不死川さんと、蛇君と、あと昆布くんの分だよ。
ほら、この前私の家で飲んだ時に皆さんには手土産を頂いたしね』
「………飲んだ?しかも、お前ん家で?」
マジか、と宇髄は思った。
この前がいつかは知らないがつい一週間ほどまで宇髄は遠征任務に行っていた。もしかしたらその時かも知れない。
「ふーん‥」
面白くなさそうに宇髄が答える。急にこの人はどうしたんだろうか、とAは然程興味がなさそうに宇髄を見る。
そしてとりあえず後はお風呂にでもはいりますかね、とAはさぞ素晴らしいであろう綺麗なお風呂の風景を想像する。
温泉街に基本観光スポットというものは少ない。
81人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「鬼滅の刃」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ひいらぎ・いろ - 小冬さん» ありがとうございます、いつも小説を書く度に面白いか凄い不安になって、、そう言ってもらえて凄く凄く励まされます!これからも頑張ります! (2021年5月2日 7時) (レス) id: 3d1bfbcbe7 (このIDを非表示/違反報告)
小冬 - とっっても、面白かったです!!もう、夢主の反応とかがめっちゃ面白くていつも思い出して笑っています!!これからも頑張って下さい!! (2021年5月1日 23時) (レス) id: b394ae1541 (このIDを非表示/違反報告)
ひいらぎ・いろ - S_t0606さん» コメントがきたことにはしゃぐ人間はこの世にはいます。(ありがとうございます!)なるほど、、確かに夢主よく宇髄さんといますから、、もしかしたら、、? (2020年11月29日 20時) (レス) id: 79b860e9e4 (このIDを非表示/違反報告)
S_t0606(プロフ) - 宇髄さん宇髄さん宇髄天元様で落ちお願いします (2020年11月29日 17時) (レス) id: 3664f0360e (このIDを非表示/違反報告)
ひいらぎ・いろ - 氷華さん» まさか続編にいけるとは、、(←亀更新人間)こちらこそ、よろしくお願いします! (2020年11月14日 21時) (レス) id: 79b860e9e4 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ひいらぎ・いろ x他1人 | 作成日時:2020年11月13日 0時