あれ？私ってなんで生きてるの？ 〜３〜

１１８話 ページ21

今日は私とうらたん、さかたん、せーたんが病室に残ることになった


浦島坂田船のメンバーになぜ私がいるんだろう



そんな疑問が顔に出ていたらしく



うらたんが、



志麻くんがAに心開いてたから




と教えてくれた



開いてくれていたのか？




わからないけど、今日は深く考えず喜べた




現在の時刻は朝の4時


みんなウトウトする目をこすりながら起きている



きっと志麻くんが起きた時に寝ていたくないから



でもね、、


「せーたん、もう寝て？
志麻くんが起きたら起こすから」


拒否反応が出ると困るから手は触れないようにそう告げる



なんで と怒りと悲しみが混ざった目を向けられるがひるむ訳にはいかないんだ


「最近寝不足だったでしょ？お仕事忙しそうだったもんね。隈、みえてるよ
志麻くんが心配しちゃうから、だから寝て」




「なんでや！寝れるわけないやろ！
大丈夫なのになんで寝なあかんねん」



ﾋｯ 喉がなる

滅多に怒らないせーたんが怒ってる


私の余計な言葉のせいで


ああ、これはヤバイかもしれない


冷静な頭とは裏腹に体はガタガタ震え口からは唸るようんな声しか出ない



徐々に冷静だった頭まで蝕んでくる



余計なことばっかしやがって


本当に空気読めないよね


存在がイライラする

近づかないでよ、ばい菌


小学生の頃いじめられてた時によく言われた言葉たち


今フラッシュバックするなんて間が悪すぎる




急に足から力が抜け蹲る姿勢になる

頭の中を響く幻聴は消えそうもない

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