117話 ページ20
それからとても長い時間を過ごしやっと手術室のランプが消えた
白衣をきたお医者さんと志麻くんがでてくる
そらるさんが志麻くんの状態を聞いている
命に別状はない
ただなにかしらの後遺症が残る可能性がある
そう淡々と告げた医師
助かったという安堵と後遺症への不安がよぎる
周りもみんな複雑な顔をしていた
そんな冷ややかな空気を破ったのはさかたんだ
まーしぃ、よかった
またいっぱい笑おうな
彼の閉じた瞼を撫で愛おしそうに呟く
そうだ、
後遺症なんて気にしていてもしょうがない
助かったんだ
それで充分ではないか
さかたんの言葉でみんなの心が軽くなった気がした
そこにせーたんが志麻くんの荷物を持って入ってくる
今は精神的にあんていしてるみたいで私を見ても発作を起こすことはないらしい
ごめん お互いがいいあい
永遠にごめんの掛け合いが続きそうになったところみんなに笑われ止められた
「Aのときみたいにみんな交代で来ようか。こんなに大勢でも病院の迷惑になっちゃうし」
そらるさんがいう
「それ、私の時みたいにっていう必要あるの??」
少し頬を膨らませながら言うと
「Aの百面相面白いんだもん。今もすごくかわいい顔してる」
そういってほほえむ
真っ赤に染まる顔を背けながらそらるさんなんてきらいと言うとしょぼくれた顔になるから
「そらるさんの百面相もかわいいよ」
って仕返ししてやった
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龍羽(プロフ) - あいろさん» とても光栄です!ありがとうございます!更新頻度が定期的でない上に遅くて申し訳ないです。これからもよろしくお願いします (2019年11月2日 16時) (レス) id: 6143e2a037 (このIDを非表示/違反報告)
あいろ - ここまで続きが気になる小説は、初めてです。更新頑張ってください! (2019年11月2日 8時) (レス) id: 7961ad3a74 (このIDを非表示/違反報告)
龍羽(プロフ) - きゆさん» 再度レスありがとうございます!!最後の話の更新が約1年前なんですよね^^;言い訳するわけではないのですが当時とはまた考え方や書き方が異なってくるかもしれません。それでも完結までもっていきたいと思っているので気長にお待ちください笑 (2019年8月29日 22時) (レス) id: 6143e2a037 (このIDを非表示/違反報告)
きゆ - 見てすぐ返してくれてありがとうございました(。・ω・。)どんなに時間がかかっても、完結までお付き合いしますので!無理しないようにリュウさんのペースで進めていって下さいね!夜遅くにすみませんでした。 (2019年8月29日 22時) (レス) id: a065501dc8 (このIDを非表示/違反報告)
龍羽(プロフ) - きゆさん» 感動していただけてとてもうれしいです!更新がんばりますね! (2019年8月29日 22時) (レス) id: 6143e2a037 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:リュウ | 作成日時:2018年3月27日 19時