【○魂】優しい夜兎はモテる【BL】

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『……っ』

病院では生まれてすぐに交通事故で良心を失った夜兎の(名前)を今までおじさんが見てくれていてくれていたが……おじさんは今、息を引き取った。

神威「(名前)……」

病院室には(名前)を心配し戦闘民族・夜兎族でありながら、宇宙海賊春雨の第七師団団長の神威さんと天人が支配する世の中を敵視し、武装集団・鬼兵隊を率いてテロを画策する危険人物、高杉晋助さんが来ていた。

『……間に合わなかった……ヨ……。頑張ったのに……。やっと……アルバイトととかして稼げたのに……』

高杉晋助「(名前)……」

高杉さんは泣き崩れ落ちる(名前)に近付き強く抱きしめ神威さんも(名前)の頭を撫でた。

神威「そんな事ないよ……(名前)。おじさんだってちゃんと見てくれているよ。(名前)が頑張って治療費を稼いだこと……」

『でも……っ！間に合わなったヨ……！ゴメンナサイ……っ！ゴメンナサイ！！』

(名前)の哀しみの泣き声は病室全体に響きそんな(名前)をいつまでも高杉さんは抱きしめて神威さんは頭を撫でていてくれた。執筆状態：連載中