十三兎 ページ14
『銀さん……。ありがとうございます、銀さん。この名刺大切に持っていますね(嬉笑顔)』
銀さん「(ドクン/////)」
『あ、それじゃあ、万事屋さんに遊びに行く時に手ぶらでは申し訳無いので万事屋さんそれぞれの好きな物を教えてくれますか?』
銀さん「俺は甘いもんが好物で神楽は酢昆布、新八はお通ちゃんだよ」
『教えてくれてありがとうございます。それじゃあ今度、万事屋さんにお伺いしますね』
銀さん「あァ」
Aは真選組の人達に連れられ真選組の屯所へと向かう。
そんな彼の後ろ姿を銀さんは愛おしそうに見つめていた。
銀さん「はァ……」
銀さん(何だよ……。俺、まだ出会って間も無いAが頭から離れねーんだけど……)
「特別警察・真選組屯所」
『……』
(何この気配……)
『(チラッ)』
Aは真選組の人達に連れられ真選組屯所に着いたが嫌な気配を感じで土方さん達に気付かれないように横目で屯所のすぐ近くにあるビルを見つめる。
そのビルにはライフルを持った男が居てその男は真選組の局長、近藤さんの命を狙っている。
『……っ!!』
ドオオーーーン!!!!!
ライフルを持っている男は銃の引き金を引いた。
真選組「!!!!?」
近藤さんの方へ飛んできたライフルの弾は近藤さんには当たらず先回りしたAの日傘に叩き落とされた。
真選組「…………」
『(ジャキ!!ドーーーン!!!)』
Aは近藤さんを背にして護りながら日傘を閉じて銃をうちビルの上に居る男のライフルを弾き飛ばし男もその場で気を失った。
近藤「……Aくん……?」
真選組は高杉さん達の友人であるAが真選組の局長を助け、幕府側を庇っているのを見てその場で固まる。
近藤さんはその場で腰を抜かして座り込んた。
『お巡りさん、大丈夫ですか?』
近藤「……あぁ……」
(あ……、手かすった……。 ま、夜兎だし放っておいたら大丈夫カナ……)
Aはライフルの銃が左手にかすったので舐めようとする。
土方/沖田/山崎「待った待った!!!」
終「!!!」
『え?』
土方さん、沖田さん、終さん、山崎さんは傷口の血を舐めようとするAを止めた。
土方「えっ?じゃないだろA!診せてみろ!」
『!』
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作者名:未来 | 作成日時:2020年2月5日 21時