第十二訓 ページ13
『分かりました、終さん。改めてよろしくお願いしますね』
終「///////」
終《厠行ってくるZ!!》
終さんはAが可愛らしくてそのまま猛ダッシュで土方さんの部屋を飛び出した。
土方/沖田/近藤/山崎(メンタル弱!!)
『!?終さん、大丈夫ですか……?』
土方/沖田(そしてAは 鈍!!)
山崎/近藤(そしてAくんは鈍!!)
Aくんは鈍くて自分が起こした行動に全く気付いていなくて土方さん達は心の中でツッコミを入れた。
『あ……、その……、高杉さん達の事……』
土方「今は話さなくても良い」
申し訳無さそうにするAに土方さんは微笑み頭を撫でた。
『良いのですか?』
土方「ああ」
『/////』
土方さんに優しく微笑まれAはときめいた。
近藤「それよりAくん。ものすごく大事なお願いをしたいのだが……」
『近藤さん?お願いとはなんですか?』
Aくんは近藤さんの真剣な表情に自分も真剣になる。
近藤「……単刀直入に言う。Aくん!」
近藤さんはAくんの肩をガシッと持つ。
『!』
近藤「真選組に入隊してくれ!!」
『へ?』
近藤「だから君に真選組に入隊してほしいんだ!!」
『………ええええっーーー!?真選組さんにですか!?』
(それはものすごくありがたい事だけどボクが真選組!?いやいやいや!)
沖田「嫌ですかィ?アンタの力、俺達真選組に貸して欲しいんでさァ」
『その……、ボクも真選組さんがカッコイイと思ってまして……。入隊したいのですが……、少し考えさせてほしいと思いまして……』
近藤「ん?今カッコイイって言ってくれた?」
『え?はい。正義の味方みたいでとてもカッコイイです』
土方/沖田/近藤/山崎「……」
土方/沖田/近藤/山崎(なんて良い奴なんだ……っ!!)
山崎「Aくんはチンピラ警察とか幕府の犬とかって思わないの?」
『どうしてですか?』
山崎「それは……」
『思うはずないですよ。警察は江戸を護ってくれているヒーローですからボクはありがたいと思っています』
近藤「……Aくん……。Aくーん!!!なんていい子なんだー!!!」
近藤さんは嬉しさのあまり泣きながらAに抱き着いた。
『わっ!近藤さん!?どうして泣いてるのですか!?』
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作者名:白雪 | 作成日時:2019年9月5日 20時