【HQ】今日からイケメン妖怪達と暮らすことになりました

Apparition and Shrine Maidenﾟ++ﾟ 21 ページ25

牛島「？理解出来なかったのならもう一度いう。俺らと手を組め」





『手を組むって…』




は？いや、ほんとに理解できない…
まず玖遠って言ったよね？どうしてその名前を知ってるの



天童「それはねー、俺らがその時からずーーっと生きてるからダヨ」




『…勝手に悟らないでください

…?ずっと生きてるってことは…あの、街を燃やした子のことって知ってるんですか』





それは少しの期待と怒りを含んで聞いたものだった



もし、もし知っているのなら…なぜその場でその子を殺 してくれなかったの
その子がいなければ私は…





牛島「あぁ、知っている」




『っ、教えてください。
その子の事を…。』



侑「んーとなぁ、その子今俺らの＿＿」


瀬見「侑」




それ以上言うな、と狐の言葉を遮る






『……言えない、と



ではさっきの返事をしますね。私はあなたたちとは組みません。
情報をくれなかったから、ということではなく、私は澤村さんたち…あの人たちと一緒にいたい

もし、本当のことを私が思い出したとしてもあの人たちはきっと何も変わらずに接してくれるはずだから』









牛島「…そうか」








侑「ちぇっ、なんやつまらん」



治「また会えたらええな」



『できれば会いたくないけどね』






狐と軽いお別れをしていると澤村さんたちが来た




澤村「A!!!

…何もされてないか…？」




『大丈夫ですよ

助けに来てくれてありがとうございます。…帰りましょう』





澤村「…ああ」






┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈




侑「…笑った」




治「ちゃんと笑えたんやな」

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