【黒子のバスケ】元帝光中の猫かぶり少女

第32Q ページ36

秀徳が入ってきた途端に、周りの声援が大きくなる



『……うっせ。』



火神「ちょっと一年同士アイサツ行ってくるっスわ」



日向「ああ…あ゛!?」


『あ、私も行ってきます』




オイ！！と後ろから聞こえるが無視無視。←




火神「よう
オマエが緑間真太郎……だろ？」



緑間「…そうだが
誰なのだよキミは？」



高(知ってるくせに…なんのプライドだよそれは…)ﾌﾟｯ





『よっ、和成。』



高尾「おー！Aちゃんじゃん！
久しぶりw」



相変わらずテンションがお高いことでw



『試合、頑張れよ〜?
勝たなきゃ許さねぇからw』




高尾「おいおい、そこは可愛く言って欲しかったな〜w」



『私が言うとお思いで?』



ねぇなwと笑いながら即答する和成


ふと私の後ろを見て、ニヤリと笑う




高尾「俺ちょっとあっち行ってくるわ」




和成が大我たちの所へ行ったのに続き私もそちらへ行く




そこで見たのは、大我が真太郎の手に名前を書いているという、なんともおかしな光景だったけど。




何かを話していた真太郎の後ろから和成が大我に話しかける




高尾「誠凛さんでしょ？
てかそのセンパイから何も聞いてねーの？


誠凛は去年決勝リーグで三大王者全てに、トリプルスコアでズタズタにされたんだぜ？」





誠凛の皆の空気が変わった



『トリプルスコア……か』





緑間「息巻くのは勝手だが彼我の差は圧倒的なのだよ
仮に決勝で当たっても歴史は繰り返されるだけだ」





ﾎﾟﾝｯ



真太郎の持っていたぬいぐるみが落ちる





黒子「…落ちましたよ


過去の結果でできるのは予想までです
勝負はやってみなければわからないと思います。緑間君」




緑間「…黒子

やはり…オマエは気にくわん。
何を考えてるかわからん目が特にな……」




『あー、真太郎。
余裕こきすぎるなよ〜?私たちは必ず決勝まで上がってお前らに勝つから。』



緑間「……お前も、何を考えてるかわからないのだよ。
中学のあの時だって…『いつまでしゃべってる二人共！行くぞ！』……」





高尾「ヘーイッ


じゃ、Aちゃんじゃーな！」




走っていく2人を見送る




『……すいません。宣戦布告、しちゃいました』




相田「…大丈夫よ。むしろありがとう！
これで皆にもう1度気合が入ったでしょ」




日向「ﾌｩ……絶対勝ちあがんぞ！！」



「「「おうッッ！！！」」」

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