【黒子のバスケ】元帝光中の猫かぶり少女

第19Q ページ23

｢……なっ、なんでここに！？｣



黄瀬｢いやー次の相手誠凛って聞いて、黒子っちとAっちが入ったの思い出したんで……挨拶に来たんスよ

中学の時、Aっちと黒子っちと俺……いちばん仲良かったしね！｣



黒子｢フツーでしたけど｣



『フツーだったけど』


黄瀬｢ヒドッ!!!｣




月刊バスケットボールを見て驚いている奴がいた



《黄瀬涼太》



中学2年からバスケを始めるも恵まれた体格とセンスで瞬く間に強豪・帝光でレギュラー入り

他の4人に比べると経験値の浅さはあるが急成長を続けるオールラウンダー



｢｢中二から！？｣｣


黄瀬｢いやあの……大ゲサなんスよ
その記事ホント


｢キセキの世代｣なんて呼ばれるのは嬉しいけど
つまりその中でオレは一番下っぱってだけスわ〜｣


少し焦り気味に、そして少し嬉しそうにいう涼太



黄瀬｢だから黒子っちとオレはよくイビられたよ｣


と、テツヤに同意を求めるが



黒子｢ボクは別になかったです｣

てゆーかチョイチョイ、テキトーなコト言わないで下さい

と、バッサリ切り捨てる



黄瀬｢あれ！？オレだけ！？

Aっちもいじられてたっスよね！？｣




『いじられてねぇわ
頭のネジはずれたか？涼太。つーか話しかけんなよバァカ』


黄瀬｢ヒドッ!!｣ﾄﾞｰﾝ



まじお前と話してると女子の視線痛いんだわ( ˙-˙ )


｢｢｢……え、？｣｣｣



皆の不思議そうな顔を見て思いっきり素で話してしまったことに気づいた。



……やべぇ




何か聞かれる！！と思っていたら火神が黄瀬にボールを思いっきり投げた




ﾊﾞﾁｨ



黄瀬｢っと！？

った〜ちょ……何！？｣


さっきから半泣きの涼太。
今私それどころじゃないんだけどね


そして、火神。ナイスタイミングだ
ぐっじょぶ←




火神｢せっかくの再開中ワリーな
けどせっかく来てアイサツだけもねーだろ

ちょっと相手してくれよイケメン君｣


｢｢火神!?/火神君!!!｣｣


少しイケメン君、の言葉に嬉しそーにしてるのは見なかったことにしとこう。うん。






黄瀬｢え〜 そんな急に言われても…
あーでもキミさっき…｣


ん〜、と少し考える涼太



『少しヤバいかもな……』



涼太｢よし やろっか！
いいもん見せてくれたお礼｣





確実に大変なことになるよ

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